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こんにちは
私の娘は18トリソミーという難病を持ち
15ヶ月で天国へ行きました。
ときどき
その娘を想ってブログを書いています
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
➡️18トリソミーはるの40 一時間半の距離③続き
一時間半の距離④
一旦、落ち着いたので
はるのちゃんに会ってあげてください。
看護師さんの声にうながされて
長い長いトンネルのように
黒くて暗い幕が垂れているかのような
いつも歩き慣れているはずの
はるののベッドまでの廊下を
重過ぎて動きにくい
腰を
足を
そろりそろりと進ませて
はるのを囲む
先生方を始めとした
たくさんの方々を掻き分けて
小さな小さな
身体をしたはるのの元に
辿り着きました
はるのは
まるで長い距離を走ったかのように
たっぷりの汗をかいて
主治医の先生の両手の中に
包まれていました
はるのは
とてもデリケートで
人と目を合わせることをしないのですが
そのときは
血走ったような目で
一生懸命
わたしを見つけようとしてくれたと感じました
たくさんの
たくさんの
看護師さんや
医師がいる中で
たくさんの声や音に
囲まれているのに
「はるちゃん。」
と涙声のわたしの声を
拾って
はるのは
わたしを見つけて
真っ直ぐに
わたしを見たのでした
「あう。」
はるのはここだよ。
そう言うように
はるのは
声を出したのでした。
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるのが分かりやすいように
涙声なんか
じゃなくて
いつもの声をかけて
わたしがちゃんと側に来たよと
近くにいるよと
知らせたかったのですが
涙声は止まりませんでした