皆さん、こんにちは。講師の富岡淳です。
先日、自分のYouTubeにも動画を上げたのですが、同じテーマで
書きます。中小企業診断士という資格について、私が思う3つの
特徴です。
1.大企業出身者が多い
中小企業診断士と言いながら、なっている人は大企業出身の方が
非常に多いです。これは我々が注意しなければいけない点だと思い
ます。中小企業の実態をよく把握して一緒に考えていくスタンスで
取り組まないとうまくいきません。
2.独立する年齢が高い
ほかの士業ですと、若いうちに資格を取得してその分野一本で
専門性を磨く場合が多いですが、診断士の場合、企業で長く経験を
積んだあと資格をとって独立する場合が多いです。私は47歳で
独立しましたが「キミ若いねえー」とよく言われていました。
そういう業界なので、若い人にとっては大いにチャンスがあるし、
若くなくても十分活躍できるのだと思います。
3.独占業務がほぼない
ほかの士業、弁護士や税理士、社労士などのほうが専門性は高く
独占業務があります。診断士はそういうことがない分、仕事の
自由度が高いです。私自身、当初公的業務に携わり、その後研修講師、
そして最近また診断士的な仕事を望むようになり、補助金サポートや
事業承継の仕事に取り組もうとしています。
今日は私が考える中小企業診断士という資格の特徴について述べました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
最後に、私のYouTube観てくださーい!
「YouTuberになってみたい!」という単純な動機で始めましたが、
観てくださる方が増えると励みになります。
「juntomiokaビジネススキル」というチャンネルです。
よろしくお願いいたしまーす!
富岡 淳
youtube、たくさん上がってますね。拝見させていただきます。
診断士資格の俯瞰ありがとうございます。
「1.大企業出身者が多い」
特に東京圏でより顕著な気がします。大企業数の問題もあると思いますが。私自身現役の企業内診断士なので、富岡さんが書かれているように、とても注意すべき点と感じています。
「2.独立する年齢が高い」
言われて確かに。。と感じました。そもそも受験生の年齢から若干高めな気もしますが、1.とも多少関連性がありそうにも感じます。
「3.独占業務がほぼない」
まさに診断士資格の大きな特徴の1つであり、強み・弱み両方な「諸刃の剣」のようにも感じています。
私自身は診断士資格を「将棋の駒でいう『成る』みたいだな」と思うことがあります。
「歩」でも「と金」に成れる。そして「成る」ことによって「金将」の強さを手に入れることができる。つまり、誰でも「成る=合格する」ことで一定の強さを身につけることができるのが診断士。
ただ、世の中には「成る」ことしなくても、元々「角行」だったり「飛車」な人がいます(時には「王将」も!)。そして、こういう「飛車角」クラスな人達が「成る」と「龍王」だったり「龍馬」というとんでもなく強い駒になる。(たまに実際にこういう人もいるような。。。)
飛車角クラスのような大技はないものの、前後左右に細かく動き回れる「と金」は診断士っぽい気がします。大技は個人の専門性などを強化したり、強みを磨くことで身につくのでは。。そんなことを考えてます。