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お金2.0と稼プロ!

2018-12-09 12:00:00 | 講師小野田からのメッセージ
事務局兼講師の小野田です。
お金2.0という書籍を読みました。
 
資本主義の次は価値主義という概念の社会が来るとのことでした。
なるほど~ と思った点を簡単にまとめてみます。
 
価値というのは、お金に換算できるものと、
お金に換算できない価値がありますよね。
 
たとえば、
・みんなのためになる情報を提供して、人の役に立つ
・社員に優しい職場を作って、働きやすくする
・旅行に行き美しい風景で癒やされる時間を過ごす
 
これらは、無価値でしょうか?
 
価値がありますよね!
ただ、お金に換算されにくいというだけです。
 
でも、お金にならないということで、
こういった価値を重要視しないという考え方の人もいるかもしれません。
 
これぞ資本主義の考え方だそうです
 
なるほど~
 
私たちは、お金に換算できないものは無視する資本主義の社会を
当たり前にとらえすぎているんだと気付きました。
 
お金2.0によると、価値は3つの価値に分けられるそうです。
 
①有用性としての価値
②内面的な価値
③社会的な価値
 
①は、役に立つ=お金に換えられる価値
②は、個人の内面にプラスの影響を及ぼす感情的なもの(愛情、共感、感動、信頼などなど)
③は、個人ではなく社会全体の持続性を高めるような活動(ボランティアなど)
 
資本主義社会は、①を中心に回っているというわけですね。
 
つまり②や③を無価値と判断しがちということです。
 
で、近年は
ネットとスマホの普及により、つながりや人気が可視化できるようになってきたこと。
 
つまり、②や③の価値が可視化されやすくなったという環境変化があり、
個性、オリジナリティーが価値になる社会が来たって事のようです。
 
 
堀江貴文さんが立ち上げに関わり、今もアドバイザーをしている
VALUというサービスがあります。
お金ではなく、上記②や③の評価で自分の価値がわかるというサービスです。
 
SNSで積極的に情報を発信して、共感するフォロアーが多かったり、「いいね!」の数が多いような人は価値が高いと評価される仕組のようです。
 
私もやってみましたが、自分の価値は1万円以下でした(T_T)
 
 
稼げる!プロコン育成塾は「稼げる!」という名前で
資本主義の権化のように誤解されがちですが、
実は資本主義的な発想ではなく、
価値主義的な意味がこめられているんだということを
改めて考えたりしました。
 
目からうろこが落ちますので、「お金2.0」是非読んでみてください。
 
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (木村祐介)
2018-12-10 01:41:24
お金を稼ぐことよりも自分の価値を高められることがものごとの判断基準になるというイメージでしょうか。機会あれば読んでみたいと思います。
おっしゃるとおり (小野田)
2018-12-10 09:15:15
木村さん
コメントありがとうございました。
貨幣に換算されるものだけが価値ではないという意味で、稼プロ!の「報酬はお布施である」や「三意」に通ずるものが「価値主義」で提唱されているように感じました。
是非読んでみてください(私は読む時間が無かったので、Audibleで他の作業と並行して聞きましたが)
Unknown (渡邉大輔)
2018-12-10 10:48:34
「稼げる!」とはあくまで結果であり、一見お金に換算できない様に思えても自分の価値を高めることを重視して行動するべき、と理解しました。ちょうどkindleでダウンロードした本だったので早速読んでみたいと思います!
他人にとっての自分の価値 (大石泰弘(16期生)です。)
2018-12-11 11:53:06
自分にとつての自分の価値は、自分にとっての幸せとは何かを自問自答するのだとおもしますが、他人にとっての価値をどう量るのか、考えさせられました。交換できるかなあ?

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