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外反母趾に悩むあなたへ|足部のケアに必要なストレッチの技術を学ぼう

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外反母趾で悩まれている方は多いですね。

特に女性でハイヒールを履く方は特になりやすいのですが、

最近はハイヒールではなく、女性でもスニーカーで出勤するという人も増えました。

 

その影響かどうかはわかりませんが、

整体院でも外反母趾で悩まれているという患者様は減っている印象です。

 

最近は外反母趾の治療グッズも様々なところで見られるようになりました。

 

着圧ソックスや外反母趾予防ベルト、矯正グッズなど

様々な商品が開発されています。

確かにそれらの商品はとても重要ではありますが、

そもそも外反母趾は足底筋の筋力低下が原因になります。

 

・長時間歩いて足が疲れる

・立ち仕事で足がむくみやすい

・足の指がなかなかうまく動かない

 

こうした方は外反母趾になりやすい足をしていますので

ぜひこれを機に改善させてしまいましょう

 

今回は外反母趾のケアについてご紹介します。

 

外反母趾は足底の筋力低下が原因で起こります

まず、外反母趾とは、足の親指が内側に「くの字」に変形することを指します。

その原因は足底筋の筋力低下と前述しましたが、

足底筋の筋力低下はほかにも偏平足を誘発します。

 

偏平足の患者様は

足の長母指屈筋や長趾屈筋、前脛骨筋や後脛骨筋の筋力低下

が原因でおこります。

 

これらの筋肉は足部の舟状骨という骨を支える筋肉につき、

足のアーチ構造を支える筋肉です。

これらの筋肉が働きにくくなる原因には、

パンプスやヒールという靴の構造に影響します。

上記の靴では歩く際に踵でしっかりと地面を踏みしめるという歩き方ができず、

足底面を地面につけて歩くような歩き方になります。

 

そのため、前脛骨筋や後脛骨筋が働きにくくなり、

普段から筋出力が低下してしまいます。

そうなると足底筋の筋力低下が起こり、

偏平足になりやすいという状況に陥るのです。

 

偏平足の患者様の特徴としては、

長時間立ち仕事をすると足が疲れて痛い、

足の裏がだるくなる

などの症状が多くみられます。

 

また、偏平足になると親指側への負担が増えます。

そうなると母指内転筋への負担が増え、筋肉が固くなってしまいます。

また、ヒールなどつま先の幅が細い靴を履くと、

その影響もあって母指は「くの字」に曲がるのです。

 

これが外反母趾になります。

この外反母趾になっている状態であれば

下手をすると第一中足骨のあたりが突き出して靴に当たり続け痛みが出ますので、

早めの治療が必要です。

 

外反母趾の治療におすすめ|足じゃんけんや足指体操をしてみよう

皆さんはじゃんけんの方法はわかりますよね。

そのじゃんけんを足の指でやってみたことはありますか?

 

足の指は「グー」や「パー」といった指の動きは比較的やりやすいと思います。

その運動をすることで、足の裏の筋肉を鍛えるという方法があります。

 

実はこれらの運動を行うことで、足底筋肉を働かせることができます。

他にもタオルを地面において、それを持ち上げるといった運動が効果的です。

 

特にこの運動を行うと、足のむくみ解消にも役立ちます。

 

足指運動では長母指屈筋や長趾屈筋を使ってタオルを持ち上げますが、

このときに舟状骨を引き上げる後脛骨筋や前脛骨筋が働きます。

 

するとこれらは足部のアーチ構造を形成する筋肉でもありますので、

偏平足予防にも効果的です。

次にバスタオルを引き上げたら、それを落とすように足指を開いてみましょう。

指を開く運動には母指外転筋が働きます。

母指外転筋は外反母趾を誘発している弱化筋なので、

これを働かせることで母指の位置を戻すことができます。

 

つまり足指じゃんけんタオル持ち上げ運動

外反母趾の治療にはとても効果的だということがわかってもらえたと思います。

 

いかがでしょうか。

外反母趾の治療は

形成外科や皮膚科などに通われる患者様が比較的多いと思いますが、

自宅で簡単に自己管理ができる症状でもあります。

 

もしあなたが長時間の立ち仕事などで外反母趾に悩んでいるというのであれば、

ぜひこれらの運動を自宅に帰って試してみてくださいね。

 

外反母趾の治療には足部の痛みに対するトリガーポイントとストレッチを学ぼう

 

さて、ここまではセルフケアとして足趾の運動をご紹介しましたが

外反母趾をはじめとして足部のトラブルを抱えた患者様がいらした時にどのようなアプローチをしますか?

 

方法の一つとして、固くなってしまった筋肉の柔軟性を取り戻すためにストレッチを行いましょう。

 

今回はそんな足部のストレッチについて芝由則先生にお話していただきます。

 

理学療法士・作業療法士のための膝・足関節痛に対するストレッチ技術とリハビリ – エポックセミナー

 

 

芝先生はトリガーポイント療法にも精通しているため、

足部周辺の痛みの原因としてのトリガーポイントも紹介していただきますので、

変形だけでなく、痛みに対しても直接アプローチを行うことができますので、

もしもあなたの担当している患者様で足部の痛みを抱えている方がいるのであれば、

このセミナーが必ず役に立ちますよ。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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