小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

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その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

『私達はもう天国にいるんだね』 ~母島のお正月を振り返る②

2020年01月25日 | 母島 日常 日記
■さてさて、前回の続きです。

タイトルにした言葉、「私達はもう天国にいるんだね」は今年の元旦に島のレジェンドから聞いた言葉です。
すごくほっこりとした幸せな気持ちにさせてもらいました♪

みんなでワイワイとしている元旦のガジュ下に、樽酒を運んでいる時に聞いた一言でした。

「もうすぐ天国に行くであろう年になっちゃったけど、
気付けば大好きな母島の日常があって、とても幸せで、
ここがまさに天国みたいだよね!」と気付いたというのです♡

そして、見える景色はポカポカとしたいい陽気に、
わいわいと前浜やガジュマルの周辺に老若男女が集まり、
みんなが笑顔でお話している光景。

それを見て、なんかいいなぁと思っている矢先に聞けた言葉でした。
その言葉で僕まで天国にいる気分になってしまい、とっても幸せな気持ちでした♡
有難う(#^.^#)



■小笠原の海開きは毎年1月1日(笑)。
しかし、今年の元旦は例年にはなかなかない、記憶に残る海開きでした♪
この冬は暖冬で、元旦はとても温かい(むしろ暑い?)日でした。

しかし、前日からの強風の予想で例年の脇浜ではなく、学校グラウンドでの開催となりました。
海が見えない海開き(笑)。

そこで小笠原太鼓や南洋踊り、ギョサン飛ばしなどを行います。
8年前くらいまではカヌー大会も元旦だったのです。

僕たち青年会メンバーによる獅子舞が集落を練り歩いた後に「日本一早い海開き」です。

例年そうですが、南洋踊りにギョサン飛ばし運営で全然写真が撮れてません☆
次女チームが見事に1位となり、商品券をゲットしておりました(*^_^*)

■観光協会主催の海開きが学校グラウンドで終わった中、今年はとても温かい陽気だったので、
多くの島民はそのまま前浜へ移動しました。

いつもの脇浜ではその後はそれぞれ分散するのですが、
今年は学校グラウンドでやったせいか、その後の前浜の一体感が凄かったです(笑)。

最初は子ども達が海で泳いでいたのですが、
大人も次第に飛び込むようになり、
終いには大勢の大人が飛び込む事態に(笑)。

大人はジャンケンでその半数が飛び込もうぜ!と意気込み、みんなで円陣を組んでジャンケン。
勝った負けたで大騒ぎ(笑)。
これ、学生世代じゃない事もポイント。
ほぼ30代~40代の大人なんです(*^_^*)

まずは言いだしっぺが最後に負けたので(笑)、みんなで担いで落とします♪

そして、並んで飛ぶ様は圧巻でした(*^_^*)

みんな超笑顔!
超楽しかった♡

大人は大人でも青年だけじゃないところが重要なポイントです(笑)。




ご覧の様に(笑)。

そんな光景をガジュ下の皆さんが微笑ましく見ている図。

まさに天国にいる心地良さでした(*^_^*)

でもさすがに元旦で泳ぐと寒い(気温は25度くらい。水温は21度くらい)ので、
お日様で暖かくなったコンクリートで体を温めます。


■そうこうしていたら、元旦の便で帰って来た学校の先生が母島に雪を届けてくれました!!

これは新潟に近い長野からわざわざ冷凍で持ってきてくれたそうで、
子供達も、ついでに大人も大騒ぎ(笑)!

みんなで母島で初めて見る雪に感動していました。


さっそく小さな雪だるまを作る子供もいて、とても可愛かったです♡
母島の陽気ではあっという間に溶けてしまいました)^o^(

こんな遠い母島まで大きくて重くて、大変な温度管理までして雪を届けてくれた先生に感謝です(*^_^*)


■なんか、最近母島のガジュ下がある前浜の存在、有難みに気付かされます。

集落の中心にあり、誰もが通るメインストリート。
そこに寄り添うように前浜は存在します。
少し離れた脇浜と違い、関係ない人でもふらっと立ち寄れる気軽さがあるのです。

海の透明度や色、広さは脇浜に負けてしまいますが、
このみんなにとって身近である前浜がとてもいいなと思いました。

今年のカヌー大会は昔の様に前浜でやるのはどうか?と話しも出ています。
ひょっとしたら、イベントとしての海開きも前浜でやる復活年があってもいいかもですね(*^_^*)

灯台のある堤防を作るまでは、前浜もサンゴがありとても綺麗だったと聞いています。
ははじま丸の就航率に大きく関わる堤防。
その下の海水を出入りできるようにすることで、沖港内の水質の改善はできないだろうか?と思っています。
いつか、そんな前浜に戻す事が出来たらいいなと夢見ています♪

母島の正月ネタ、まだ続きます(笑)その③へ→


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