前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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感性を磨く方法~メッセージをキャッチする

雨を含んだ風が気持ちのいい夜です。

 

晴れの日のカラッとした空気も大好きですが、

雨の日の空気も大好きです。

 

どうして雨がこんなに気持ちよく感じ好きなのか?

と思っていましたが、

 

これも水の持つ性質を知り感じるほど

納得するようになりました。

 

単純に雨音が好きで落ち着くとか、

湿度が優しくホッとするとかもありますが、

 

すべての生物は水を触媒にして進化しており、

体の外側に触れただけの水でも、

その人の情報を記憶するようです。

 

シャワーを浴びてさっぱりするのは、

皮膚表面がきれいになったからだけではなく、

目には見えない、形もない感情や思考なども

本当に吸収して流れるのです。

 

こんな雨の日は、実際雨に濡れなくても、

雨をたっぷり含んだ空気を吸い吐くことで、

浄化されているのを感じます。

 

よく雨で浄化と言いますが、

それは気のせいでも、

スピリチュアルなイメージの話でもなく、

実際にそうなのだと実感します。

 

こういうことはそうだと意識して味わうほど、

その効果は高くなりますから、

 

ぜひ窓を開けたり、外に出て雨を含んだ空気を呼吸することを

楽しまれるといいですね。

 

 

私たちを通って吐き出された水分を含んだ空気は、

周りの植物や土、雲や海などに広がり、

私たちの思考や感情が自然へと伝わるでしょう。

 

ですから、ストレスやネガティブな気持ちを吐き出し、

溶解してもらった後は、

吐く時に感謝を込めて空気を送り出しましょう。

 

そうするとそれが地球へと届き、

たくさんの無理を強いている自然や地球への癒しに

つながると思います。

 

 

ところで、私はクラシックのコンサートに行くと、

何故か大好きな曲ほど目をつむって聴きます。

 

これは視覚を遮断すると、より深い感覚に入り込めるからで、

そんな理屈は知らなくても自然とそうなります。

 

視覚を使うと、

どうしても言葉や意味、概念と結びつけるようです。

 

雨を見て「ああ、雨だな。」と考えると、

それはもう「雨」であり、

それ以上の何でもなく納得してしまうように、

 

物や状況、感情など、何でも名前をつけて言語化してしまうと

感性や感覚にまで響きません。


でもそこで言葉や概念などに結びつけず、

雨をただ感じるようにすると、感性が磨かれます。

 

ただ感じるには、頭を使わずに、

名前をつけて分類して納得しないで、

それを理解しようとしないで、

 

肌に届くものや香り、音などを

じっとそのまま味わうことです。

 

 

いつもそうしていると感性が磨かれますが、

感性が磨かれると何がいいかと言いますと、

 

人生にやってくるメッセージを受け取りやすくなります。

 

どちらの道を選ぼうか迷う時、

夢を叶えるために何をすればいいのかわからない時、

知りたい情報がある時など、

 

頭で考えると損得勘定が働いたり、

不安や恐れが、心配が本当のことを見えなくしたり、

欲が邪魔をして道がわからなくなったりしますが、

 

感性におまかせすると、

スムーズな流れへ導くメッセージを

上手に受け取れるようになります。

 

それをメッセージと言う人もいれば、

前兆とか導き、啓示、サインなどと言う場合もありますが、

 

すべて同じことで、宇宙からのささやきです。

 

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私の大好きな本の一つ

パウロ・コエーリョ氏の「アルケミスト」にも、

前兆を見逃さずにキャッチして、

それに従い生きることと書かれていますが、

 

そんな前兆をキャッチするためには、感性が大切です。

 

現代人は頭を使うことはできても、

感性を使うことが苦手な人が多く、

 

前兆をキャッチしようにもわからないという人も多いですが、

 

感性は何歳からでも磨けます。

 

でも意識をして使っていかなければ磨けません。

 

 

例えば、今まで右利きだった人が、

ある日左手で字を書こうとしても上手く書けないように、

 

今まで使っていないと急には上手く使えません。

 

でも、右手を骨折したりして、

左手ばかりを使うようになり練習すると誰でも使えるように、

 

感性も、練習すれば誰でも使えるようになります。

 

ただし、右手を使いつつ、たまに左手では

なかなか上手くならないように、

かなり意識して感性を使う必要があります。

 

 

でも、これを磨いていくと、

前兆、メッセージをキャッチすることができるようになり、

 

夢の実現や人生の岐路に立った時、

日常の小さな選択の時など、

自分の進みたい方向にスムーズに導かれるようになります。

 

 

人は何にでも名前をつけたがり、

名前がつけられると安心して、もうそれを分かった気になり、

何も考えなくなります。

 

例えば、鬱になったとして、

周囲の人への説明はそれでいいですが、

自分はその病名に納得して終わりというわけにはいきません。

 

鬱を治すためにどうすればいいかを考える時、

そのままネットで検索をしても、

一般論は出てきますが、

自分の原因はわかりません。

 

名前で縛られていては、深いところにある

自分なりの理由、原因になかなかたどり着けません。

 

心の病は原因を知ることが治る第一歩で一番大切なところです。

 

そんな時にも感性はとても大切ですし、

また、感性を使うことができる人は、

心の病にもなりにくいでしょう。

 

そうした病に限らず、

人生が行き詰まっていると感じる人や、

夢を叶えたい人、シンプルに幸せにいたい人など、

 

感性は人の幸せにとても大切な能力だと思います。

 

 

雨降りの一日。

そんな感性を磨くにはぴったりですね。

 

ぜひ雨を雨としてとらえずに、

ただ目を閉じて耳をすまして、

湿度を肌で感じてみましょう。

 

それから更に、聞こえないくらい小さな

自分の血液が流れる音を聞いてみようとしたり、

皮膚の下の細胞が振動しているのを

感じようと意識を向けてみましょう。

 

(わからなくてもいいので、感じようとしてみるのです。)

 

他にも、自分の波動を感じたり、

部屋の波動を感じてみたりと、

色々やってみるといいですね。

 

 

普通いきなりはできないものですから、

全くわからなくてもいいのです。

 

まずは少しの時間を見つけては、

そうしてただ雨に意識を向けたり、

飲み込んだ水や食べ物が体を通っていくことを感じてみようとしたり

してみるといいですね。

 

 

今まで使っていなかった左手で

ご飯を食べるのは難しいものです。

 

感性もそれと同じだと思い、

気長におもしろがりながら続けてみてくださいね。

 

きっと気づいたら普通に感性で味わえ、

メッセージをキャッチできるようになりますよ。