セベリーノがまさかのTJ手術となりました・・・
今シーズンの復帰が無いのはもちろんのこと、来シーズン前半も無理でしょう・・・
これは、本当に痛いです。
というのも、ヤンキースの目標は唯一つワールドシリーズ制覇であり、ワールドシリーズを制するにはエース級が3枚必要と考えるからです。
昨年でいえば、ワールドシリーズ制覇のナショナルズにはシャーザー、ストラスバーク、コービンがいて、ワールドシリーズに進出したアストロズにはバーランダー、コール、グリンキーがいました。
そして、実際にヤンキースは前述のアストロズに敗れています。。
そのとき、つくづく感じたのは、エース級があと1人いれば、試合を優位に持って行けたのにという思いでした。
ワールドシリーズ制覇までの道のりは長く(最大17試合!)、まずは、先発が試合を壊さず長いイニングを投げる必要があります。
そうすることで、リリーフに負担を掛けず長期戦になっても有利に戦うことができます。
では、ヤンキースはセベリーノの長期離脱を踏まえて、先発投手の緊急補強を行うべきなのか?
現有戦力は以下の通りです。
①コール
②田中
③ハップ
④モンゴメリー
⑤プロスぺクト(ロアイシガ、キング、ガルシア、シュミット)、マイナー組(ベティス、トロピアーノ)の誰か
※6月以降にパクストンとハーマーンが復帰
現有戦力でもポストシーズンに進出できる力を持っているとは思います。
しかし、ワールドシリーズを制覇するには、やはりエース級が1枚足りません。
FA市場から獲得を進言する声もありますが、残っているのはキャシュナー、バルガス、バックホルツであり、明らかに力量不足です。
また、トレードで獲得を狙う可能性のある投手として、以下の面々が挙げられています。
ロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)
ジェフ・サマージャ(ジャイアンツ)
ジョニー・クエイト(ジャイアンツ)
クリス・アーチャー(パイレーツ)
ケイレブ・スミス(マーリンズ)
獲得するに相応しい面子もいますが、ヤンキースにはペイローズ上の問題があります。
なので、現時点では獲得に動かなくてよいと考えます。
シーズン前半はプロスペクトを使って戦力となるか見極める(大ブレイクの可能性も残っている!)。
駄目だったら7月のチーム状況を踏まえて、エース級などの獲得に動く(ペナント脱落組などはトレードに応じる可能性が高い)。
セベリーノの離脱により、ワールドシリーズ制覇に暗雲が漂っているのは間違いないところです。
まずは、昨年同様チーム一丸となってペナントに臨んで欲しいと思います。
全員野球は見ていて面白い!!