一時期、「空気を読まない」を KY と称するのが流行りましたね。

英語でも air は様々な意味で使われています。まさに空気を読むことが必要です。

 

 

それでは、次の文の意味はなんでしょうか。

  1. Our holiday plan is still in the air.
  2. It’s in the air that he is going to resign.

まず1番は、「未決定である」という意味で「旅行計画はまだ白紙です」となります。

2番は、「(うわさが)広まっている」という意味で「彼が辞めるといううわさが広まっている」となります。

これが on the air になるとどうでしょう。例えば次の文です。

◎He will be on the air tonight.

この air は「放送される電波」を意味します。従って「彼は今晩、放送に出てくる」「オンエアされる」となります。

次の文はどうでしょう。

◎I want a change of air.

この air は「気分」を表します。従って「気分転換をしたい」となります。昔は、空気の良い場所で療養することを「転地療養」と言いました。例えば次のような表現です。

My doctor advised a change of air. 「医者は転地療養を勧めた。」

もうひとつ引っかかりやすいのが次の文です。

He has an air of importance.

「重要な空気」ってなんでしょうか。

この air は「態度、様子」のことです。つまり、「彼はえらそうな態度をしている。」という意味になります。

最後に、次の言葉はどういう意味でしょうか。

Air on the G String

はい、有名な「G線上のアリア」ですね。この air は旋律、楽曲を意味します。

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