韓国でも、かなりの重罪に問われるはずである。
その手口は、タイのバンコク港から韓国・釜山港に、機械のなかに隠した覚醒剤112キロを密輸するというものだった。そのうち、すでに22キロの覚醒剤を韓国人や日本人に売り捌いていたのである。
10月15日、ソウル地方検察庁は、日本、韓国、台湾の密売業者6人を麻薬類管理法違反などの疑いで逮捕し、8人を指名手配した。
押収できた残り90キロの覚醒剤でも、時価3000億ウォン、約300億円相当で、300万回の使用量に当たるという。
韓国では、過去最大の押収量なのだ。
この事件の首謀者の1人が、日本の暴力団幹部である。
メディアではその名前を明らかにしていないが、指定暴力団稲川会一之瀬一家の白川組、「白川兼聖組長」だ。
これまでも、稲川会は韓国での覚醒剤取り引きで、何度も摘発されてきた。いわば、稲川会にとって、韓国は覚醒剤の仕入先なのだ。
そして、韓国では日本人が絡んだ覚醒剤事件が起きると、「日本人は韓国を見下している。だから、犯罪が横行するんだ」「もっと、日本人を厳罰にしろ」などの声が上がる。
しかし、白川組長は、Hという韓国名を持つ。
つまり、在日韓国人だった。
だからこそ、日本と韓国をまたぐ韓国密輸ルートの橋渡しができたとも言える。
ソウル地方検察庁は白川組長を指名手配し、日本の警察と捜査協力を進めている。
日本は、アメリカ、韓国とだけ、犯罪人引き渡し条約を結んでいるため、白川組長は逮捕されれば韓国でその罪を償うことになるのである。
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