韓国政治家の噴飯ものの発言で、日韓関係は史上最低レベルの冷え切ったものになりつつある。

 

 文喜相国会議長が、天皇を「戦争犯罪の主犯の息子」呼ばわりし、慰安婦への謝罪を求めたのはご存じの通りだ。

 

 日本人にとって、超えてはならない一戦というものがある。かつて、李明博元大統領が、「日王(韓国で天皇を呼ぶときの蔑称)が韓国に来たければ、独立運動家の前に跪いて謝罪しろ」と言ったことがあった。

 

 一瞬にして、「冬ソナ」で起こった「韓国ブーム」は、「嫌韓ブーム」に急旋回。日韓関係は急激に冷え込み、韓国への日本人観光客は激減し、東京・大久保などコリアタウンは閑古鳥が鳴くようになったのである。

 

 しかし、文国会議長は、日本側が発言の撤回と謝罪を求めると、「盗人猛々しい」と居直る始末なのだ。

 

 1965年の日韓基本条約とともに結ばれた請求権協定で、現在蒸し返されている徴用工問題などすべては解決済みのはずなのだ。日本はこの協定に基づき、韓国に対して無償3億ドル、有償2億ドルの資金供与を行なった。その資金を元手に、アフリカの最貧国レベルと変わらなかった国が劇的な経済復興を遂げたのではなかったか。

 

 韓国という国は、国と国が交わした条約さえ守れない国なのだ。

 

 しかも、文国会議長の例のように「逆ギレ」も甚だしい。

 

 ソウル市議会では、日本製品の不買を求める条例案が出された。

 次期大統領候補とも言われる朴元淳ソウル市長は、「日本製品を国産品に変えることができるか検討する」などと賛同を示す発言したという。

 どうぞご勝手にと言いたいところだが、現地のユーチューバーが暴いたところでは、朴市長のプライベート車はなんと、シルバーの「レクサス」だったとか。

 

 いかにも間の抜けた話ではないか。

 

 文国会議長はご都合主義で歴史を改竄し、一方、ソウル市長は公の場では自分さえ偽って日本を貶めようとする。

 

 こんな政治家ばかりの国とどう付き合えばいいのか。

 

 結局、子どもからケンカを売られたかのように、まともに取り合わなければいいのである。

 しかし、国と国との約束も守らない国だから、国際社会に対しては日本は自らの正当性を主張しつつ、無視する。

 それが、取り得る最良の方法ではないだろうか。

 

 

 

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