「橋本マナミ」事務所オーナー恐喝事件のその後（続）

　人気女優の橋本マナミらが所属する芸能事務所のオーナー、西原良三社長が恐喝された事件ではすでに恐喝犯らは起訴されたものの、いまひとつ真相が見えてこない。

　前号で、西原社長から５００万円を脅し取った芸能事務所元社長の小林英雄が東レのキャンギャルを引き抜いた同じく芸能事務所「元社長」を警視庁本所署に恐喝未遂罪で逮捕させていたことを書いた。

　しかし、それは「虚偽告訴」の疑いが濃厚なのだ。

　そもそも、小林自身が「引き抜き社長」に対して強い恨みを持っていたわけではない。実は、そこにもう一人、芸能界に身を置く人物が登場する。

　その人物は暴力団関係者ら曰く付きの人たちにも顔が利き、大手芸能事務所の「顧問」などを務めている。

　ここで知られざる話を明かせば、その「顧問」がお気に入りの女性タレントに「元社長」が手を出してしまったのだ。

　挙げ句、「顧問」は「元社長」に復讐するため、小林を利用した。芸能界の力関係からか、小林は「顧問」の言いなりになる以外になかったのだ。

「顧問」は、小林が「元社長」に脅されたことにして本所署に被害届を提出させたのだ。そして、事件に着手した組対課の刑事は、「顧問」の知り合いだった。

　つまり、「元社長」の逮捕は出来レースだったのだ。

　しかし、小林の逮捕をきっかけに「虚偽告訴」の問題が表面化しつつある。

　ここに来て、「元社長」が「虚偽告訴」の捜査を行っている本所署に呼ばれ、あらためて事情聴取されたのだ。

　今後、小林も取り調べを受けるのは間違いない。

　近いうちに、西原社長恐喝事件のルーツとでもいうべき問題が明らかになるはずだ。

　詳細は有料メルマガで書こうと思う。

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