「殺人未遂事件」の犯人に疑われた「中国民主活動家」

　昨秋、都内のあるクリニックの医師が早朝、通り魔的に襲われる事件が起こった。

　突然、何者かに刃物で首を刺されたのだ。

　幸いにも、医師はケガで済んだものの、急所である首を狙っていることから犯人の殺意は明らかだった。

　しかし、いまに至るも犯人は逮捕されていない。

　実は、この医師は、「医療ミス」を指摘する患者との間でトラブルを抱えていたという。

　警察が医師に対して怨恨を持つ者の洗い出しを行ったとき、この患者の存在が浮上した。

　そして、患者が「中国民主活動家」に医師とのトラブルを相談していたことを確認したのだ。

　もしかしたら、患者が恨みをはらすために、「中国民主活動家」に襲撃を依頼したのか……。警察は、その線での捜査を開始している。

　むろん、犯人に繋がるかもしれないルートの一つに過ぎず、「中国民主活動家」が犯人だと決まったわけではない。

　事実、いまも「習近平政権」打倒を目指し、相変わらず、民主化活動を続けている。

　いずれ、襲撃犯は明らかになるのか。

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