「神戸山口組」からの脱退が相次ぎ、「六代目山口組」との抗争はもはや、「六代目」に軍配が上がったかに見える。
実は、11月6日に、「六代目」の高山誠司若頭が「抗争終結宣言」を公にする予定だったとの話が流布されている。
しかし、その最中、「神戸」の若頭補佐で「三代目古川組」の仲村石松組長が尼崎市にあるコンビニ駐車場で銃撃される事件が起こった。
そして、犯人として警察に出頭してきたのは、「六代目」傘下の「司興業」の幹部、藤村卓也容疑者だった。
銃撃事件が起こった背景事情として、「六代目」内が司忍組長寄りの「司派」と高山若頭寄りの「高山派」に割れていることが指摘されている。
そもそも、司組長と高山若頭は言うまでもなく親分子分の関係ながら、高山若頭がそれほどの実力を備えたということなのか。
挙げ句、尼崎市の事件は、高山派が推し進めていた抗争終結宣言に横槍を入れるべく、司派が仕掛けたものだという。
つまり、「六代目」も一枚岩でないというわけか。
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