市販のアレルギー専用鼻炎薬(アレグラFX/アレジオン20)を使ってみての感想

春は暖かくなってきて心地がよいのですが、多くの人を悩ませる花粉症のシーズンでもあります。
私はスギとヒノキでアレルギー症状がでるので、大よそ2月から5月初めのゴールデンウィークぐらいまで調子が悪い。

就職するまでは耳鼻科に通い、処方薬で症状を抑えていました。
就職してからは耳鼻科に通うのが億劫になり、市販薬に頼るようになっていました。

病院で処方されていたのはタリオン10でした。
最近ではサンドラッグオリジナルのスックル鼻炎ロングというのを使っていました。
スックル鼻炎ロングは安価に症状を緩和させることができるものの、物凄く鼻が乾くのが不快でした。

最近では医療用医薬品から一般用医薬品に転換された抗ヒスタミン薬が多く登場しています。
昨年はアレグラFX、今年はアレジオンを試してみています。
その効き目についての感想を述べたいと思います。
※効き目については個人差があると思います。不明点については薬局の薬剤師にご相談いただくのが良いと思います。

アレグラFX/アレジオンの比較

製品名 アレグラFX アレジオン20 (ご参考)タリオン10 (ご参考)スックル鼻炎ロング
発売元 久光製薬 エスエス製薬 田辺三菱製薬 サンドラッグ(佐藤薬品工業)
成分(1日分あたり) フェキソフェナジン塩酸塩 120mg エピナスチン塩酸塩 20mg ベポタスチンベシル酸塩 20mg 塩酸プソイドエフェリン 70mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩 8mg
ベラドンナ総アルカロイド 0.4mg
グリチルリチン酸 45mg
無水カフェイン 100mg
用法 1回1錠を1日2回 1回1錠を1日1回 ※処方薬につき割愛 1回1錠を1日2回
価格(1週間分換算) 799円 811円 ※処方薬につき割愛 617円
特徴 第2世代抗ヒスタミン薬 第2世代抗ヒスタミン薬 第2世代抗ヒスタミン薬 第1世代抗ヒスタミン薬を含む

アレグラFXは昨年使用しましたが、私には相性が悪かったのか、効き目が弱かったです。
今年はアレジオン20を使ってみていますが、アレグラFXよりは症状を抑えることができているように感じています。

スックル鼻炎ロングはクロルフェニラミンマレイン酸塩という抗ヒスタミン成分が含まれていますが、私の使用している感じからは塩酸プソイドエフェリンが強く働いて、鼻水を止めているように感じます。
(鼻水が出たり、鼻づまりしたりするよりはマシですが、物凄く鼻が乾きます。)

個人的にはアレジオン20が一般用医薬品として発売されているアレルギー鼻炎薬の中で相性がよさそうです。
1日1回でよいというのも、楽でいいかなと思います。