“ライデン Leiden”は、
アムステルダムから南西に約40kmに位置する、歴史ある運河の美しい街です
まだ、日本ではあまり知られていない街ですが、
“ライデン Leiden” には、見どころがいっぱい
近くに住んでいるからこそ知っている観光スポットをご紹介します
オランダ最古の大学で、オランダ初代君主「ウィレム1世」によって1575年に設立されました。
オランダ王室との繫がりが強く、現在の国王「ウィレム アレキサンダー」もライデン大学出身なのです
世界初の日本学科が設立された大学で、日本と大変ゆかのある大学です
ライデン大学のすぐ近くのビルの壁には、なんと、“芭蕉”の句が書かれています
大学は開放的で、一般の方も一部施設を見学することができます
こちらは、学食の様子です
カフェスタイルで、おしゃれです
公式ウェブサイト(英語サイト):https://www.universiteitleiden.nl/en/about-us
住所:
1592年に園芸家として名高い「カロルス・クルシウス」の指揮のもと、医学の教育用に植物園、薬草園が作られました。
多数の植物が植えられ、その中にはトルコから持ち帰られたチューリップの球根もあったのです。
今は、チューリップ大国として有名なオランダですが、最初の球根がこの植物園に植えられたのが始まりと聞くと、
感慨深いものがあります
植物園の中には、なんと、日本庭園があるのです
日本でも“近代医学の父”“出島の三学者の一人” として有名な「シーボルト」が
日本の植物を多数、ヨーロッパに持ち帰ったことなどから、「シーボルト」を記念した
日本庭園が1990年に造られました。
日本庭園の奥には、「シーボルト」の胸像があります
その他、温室もあり、オランダでは見られない熱帯植物を多数見ることができます
植物園を出て、ライデン大学の校舎を見ると、
「菅原道真」の句が書かれていることに驚かされます
公式ウェブサイト(英語サイト):https://www.hortusleiden.nl/en/
住所:
営業時間: 4~10月 午前
11~3月 午前
入場料:大人€7.5、 4~12歳€3、 3歳以下無料
ドイツ人である「シーボルト」は1823年、オランダ政府によって日本の出島に送り出されました。
医官としての派遣でしたが、その他に「可能な限り日本についての情報を集めよ」との特命がありました。
オランダ人は、出島を出る事ができませんでしたが、医者の「シーボルト」は往診時に出島を出る機会があり、診察料を取らなかったので、患者は感謝の気持ちを贈り物に託しました。
このようなやり取りで、集まった「シーボルト」のコレクションが、多数展示されています。
日用品、浮世絵、漆器などの工芸品、動植物などの自然学的コレクションも見ることができます。
また、「シーボルト」の愛犬「さくら」のはく製も展示されています
公式ウェブサイト(日本語サイト):https://www.sieboldhuis.org/ja/
住所:
入場料:大人 €8、 65歳以上€6.5、 学生(要学生ID)€4.5
ライデン中心地にある、高さ約20mの要塞で、9世紀ころにはつくられたと言われており、まちの防衛の要所でした。
要塞の壁は高さが約6mもあり、多数の銃眼が備えられています。
この要塞から、ライデンの街が一望できます
要塞入口の門は迫力があります
住所:
料金:無料
要塞への階段の手前には、カフェ「Grandcafé De Burcht」があります
オープンカフェでのんびりするのも贅沢な時間です
【レンブラントの生家&レンブラント公園&レンブラント橋】
世界的に有名な絵画『夜警』で有名なオランダ人画家“レンブラント”は1606年「ライデン」で生まれました。
1631年にアムステルダムに移り住むまでの25年間をここで過ごしたのです。
今は、生家はアパートとなっており、一般の方が生活していますが、
アパートの壁に“レンブラントの生家”であることが書かれています。
家の前には、「レンブラント公園」が広がっています。
公園には「レンブラントの銅像」もあり、記念撮影におススメです
「レンブラント公園」のすぐ近くに、「レンブラント橋」があります
橋の向こうには風車(レプリカ)も見ることができ、可愛い景色が広がっています
住所:
【デ・ファルク風車博物館 Molenmuseum De Valk】
「デ・ファルク」は、1743年に建てられた塔式風車です。
この博物館は、オランダに唯一残っている、街の中に建つ風車なのです!
風車の全7階が公開されており、素晴らしいライデンの街並みを眺めることができます
博物館の中には、居住空間があり、「風車守」という風車を管理する人たちの当時の生活様子がそのまま再現されています。
公式ウェブサイト(日本語サイト):https://molenmuseumdevalk.nl.ja/
住所:2e Binnenvestgracht 1, 2312 BZ Leiden
入場料:大人 €4、 0~5歳 €2、 高齢者 €3
【ライデン サタデーマーケット Saturday market of leiden】
毎週土曜日に、ライデンの市役所周辺の運河沿いの道で大きなマーケットが開催されます
実は、水曜日にもマーケットが開催されるのですが、規模はとても小さくなります。
マーケットは地元の人たちで賑わい、衣料品、野菜、肉、ナッツ、チーズ、花、スイーツなどたくさんのお店が立ち並んでいます
あちこちに「チーズ屋さん」があります
チューリップはもちろん、たくさんの色鮮やかな「お花やさん」
日本とは比べ物にならないくらいお安いのです
オランダ名物“ストロープワッフル”の「お菓子やさん」もあります
その場で焼いているので、焼き立てアツアツが食べられるのです
お店の横には、オランダの名物がぜーんぶつまった「フォトスポット」
木靴に足を入れて、ストロープワッフルの高さも合わせてみてください
ヨーロッパといえばオリーブ
たくさんの種類のオリーブが売られています
行列の出来る「八百屋さん」
シルバーボールに入った山盛りの野菜が一皿なんと
1ユーロ!
という驚きのお値段
まだまだ紹介しきれないくらい、ライデンの街には見どころがいっぱいです
ブログでご紹介しています
https://ameblo.jp/miffymiffy9/entry-12383422896.html
お時間のある時に見ていただけると幸いです
“ライデンのまち観光"への車または徒歩でのプライベートツアーも行っております。
お問い合わせは、
Trip Driver in the Netherlands (トリップドライバー オランダ)
Mail trip.driver.nl@gmail.com
Web https://www.trip-driver.com/