『おまえ興味ないだろ他人に』

『おまえ自分に関心持ってくれる人しか好きじゃないじゃん』

 

昨夜放送された

凪のお暇

 

空気を読みすぎる主人公

凪ちゃん

の元彼

慎二さんの発言。

 

響きました。

 

まさに自分が嫌いだった頃の私の姿。

 

事実です。

その通りです。

その通りでした。

 

自分の心を守ることに精一杯で

エネルギーを使い果たし

人への関心・・

私も正直持ててませんでした汗

 

当時の私・・

持てる神経をマックス注いでいたのは

 

嫌われないこと。

相手の気持ちに沿うこと。

 

そうそう!

まさに

空気を読むこと。

 

当時の私は

自分に自信はないけれど

でもいつも正しくあろうと窮屈に生きていた分

心の奥で実は自分は正しいって思っていたからあせる

私の話に耳を傾けてくれる人のことが好きでした。

 

『相談にのってくれる?』

とか言われると、

こんな私でも誰かの役に立つんだ

こんな私でも求めてくれる人がいるんだ

って嬉しくて・・

 

『凪のお暇』

あまりにも響いたので今日はあの頃のお話を・・。

 

 

自分を好きになって分かったことその2

 

クマノミ最大関心事は「嫌われないこと」そのためにしていた『操作』クマノミ

(どう思われるか気になって会話に集中できないあなたへ)

 

自分を好きになった今、

自分を嫌っていた頃の私がしていたのは

『操作』だったんだなあ・・って思います。

 

そんなことを自分がしているなんて

夢にも思わず・・・。

 

私は子どもの頃から親に愛されたくて

親に気に入られるにはどうしたらいいか

常に気を配って生きてきました。

 

そんな私はいつの間にか

「常に周りの様子をうかがう」

「周りの人に嫌われないように振舞う」

という癖を身につけました。

 

今どう行動すれば相手の気持ちをそがないか。

今相手が何を考え、私に何を期待しているのか。

などを敏感に捉えて、それに基づいて行動する癖です。

 

自分の気持ちよりも、相手の気持ちを最大限優先して

どうにか相手に好かれようとする癖です。

 

自分で自分に感じたい気持ちを感じることを許さず、

その場の空気に心を合わせることに心を砕く癖です。

 

たいがいそれはうまくいきました。

 

自分の心なんかどうでもいいという扱いにして

その場の空気を悪い方にしないように最大限心を配り

相手から嫌われるようなことをなるべくしないわけですから、

それはうまくいきました。

 

でも私の気持ちは疲弊していきました。

生きていることが本当につらくて苦しくて

全然楽しくありませんでした。

 

そんな風に生きてきた私には、

もうひとつの大きな習慣が出来上がりました。

それは

キラキラ自分の中の経験値に習い、従うキラキラ

という習慣です。

 

あの時ああいったら喜ばれた。

この時こうしたら喜ばれた。

あの時こういったらひどくしかられた。

いやな顔をされた

・・などという、過去の経験に沿わせて、

今の行動を決めていく・・という習慣です。

 

これ以上傷つきたくない。

これ以上自分を嫌いになりたくない。

誰にも嫌われたくない。

そんな思いが強すぎて、

いつも安全に生きる場所を求めて生きてきた私は、

知らずしらずのうちに、心の中に

*こういう場合はこう振舞うべきだ

*こういう時はこういう風に言うと相手の気分を害すから

   このように言わないほうがいい

*こうした時には、こうするのが気分がいい。喜ばれる。

*こういう時にこう対応すると、相手は喜ぶ。(または怒る。)

といったような、

安全に自分を守るための膨大なデータを持つにいたっていたんです。

 

自分の中の山ほどの経験値を

積み重ねて築き上げたデータベース。

その過去に蓄積してきた

膨大なデータの中に基づいて、

どう自分が行動すべきかを計算し、

推し量って、パターン化させて

今という現実の中でふるまう・・という習慣が

知らず知らずついてしまっていました。

 

それは大変私の人生を窮屈なものにしました。

 

いつも過去のデータに習って、

それを正しいと信じて今に当てはめるわけですから

それはそれは大変窮屈でした。

 

なぜなら、

今なら分かるんですが

相手は毎回違う人。

相手によってしてきた経験も違えば、

価値観も違います。

 

それなのに私の中では、

過去に出会ってきた人との経験値が

データベース化テレビされていて、

それを絶対的なものとして当てはめようとしていたからです。

 

誰と会っても、

自分がそのとき感じた気持ち、

行動したくなった自然な気持ちよりも、

過去に出会ってきたデータベースの中から、

この場合はこう行動したほうが喜ばれる・・という

経験値にしたがって行動を決めていたからです。

 

そのため、

自分が想定したとおりにことが進むと、

とても気分がよく安心できました。

が、ひとたび、自分の経験してきたとおりに行かないと、

ひどく焦りを感じていました。

 

「これはこういえば必ず喜ばれるはずだ」

といって思い込んで口にした言葉を、

相手が必ずしも喜ばなかったときなど、

ひどく落ち込みました。

そして何がいけなかったんだろう・・

と何とか自分なりに理解しようと試み、

あげく、

きっとあのときにああいったのがいけなかった・

そのことをちゃんとしてから、こう行動すればよかったんだ・・

という、またそれを

「新しい経験値・データ」

として自分の中に積み重ねていました。

新しいパターンをそうやって

どんどん増やしてしまっていたんです。

 

今なら分かります。

それは「操作」だったんだっていうことが!

 

相手の感情を

自分のことを気に入ってもらう方向にもっていこうという

『操作』だったんです。

 

安心したかったんです。

嫌われるのが怖かったから。

 

自分の方が相手を操作しようとしてるなんて、夢にも思わず・・・。

 

当時の私には

相手だけが私を好きになったり嫌いになったりする権利があって、

私の中に

相手を好きだとか嫌いだとか決める権利を

持ち合わせていなかったんです。

それだけ自分を小さな小さな存在にして、暮らしていたんです。

 

やがてそんな生活に限界を感じました。

あまりにも生きるのが窮屈になったことで

限界を迎えたんです。

 

もう誰にも会いたくない。

どうせ楽しくない。

そんな気持ちになりました。

 

同時に気がつきました。

何かが間違っている。

何かを変えなくちゃ・・・って。

 

そしてやっと気がつきました。

 

私は自分の言いたいことを言っていない。

相手に合わせるばかりで本音がちっとも言えていない・・と、

(自分についての説明はしていました)

そしてさらに

いろんな人がいるのに、

過去の経験値に習いすぎて、

私って未来を決め付けて暮らしているんだ。

やっと気づくことができました。

 

クローバー自分を嫌いで

人にどう思われるか気になって

会話に集中できないあなたへ

 

目の前にいる人は、

過去に出会ってきた人たちとは、

まったく違う人。

法則なんか当てはまるわけがありません。

同じ言葉でも、言って、喜ばれることもあれば、

喜ばれないこともあります。

褒め言葉だって

素直に嬉しがってくれる人もいれば

お世辞に聞こえてしまうこともあるんです。

 

人それぞれ。

 

目の前の相手は、過去に出会ってきた人とは違います。

 

大切なのは

ベル今、目の前にいる相手に

  関心を持つということですベル

 

かつての私がしていたように

自分が相手から嫌われないということに

全神経を注いでしまっていては

本当の意味で相手に関心を持つことは出来ません。

 

相手がどんなことを話しているのか、

どんな気持ちでいるのか、

何に興味があって、何を楽しんでいるのか。

心から興味がわけば、

自然に相手への質問も浮かびます。

会話もはずみます。

 

相手に興味を持って、

相手を知りたいと思って、

相手を好きになりたいと願って会話するのと、

とにかく自分のことを嫌わないでほしい、

悪く取らないでもらいたい、

どうにか安全にこの場をやり過ごしたい・・

と思ってすごすのでは、

相手との関係性がまったく違ったものが生まれます。

 

メモただ、のちのち、分かるようになったのですが、

こちらが相手に関心を持って、

相手を好きになったからといって、

相手もこちらを好きになってくれるとは、もちろん限りません。

でもまずは、こちらから『愛』を放射してみましょう☆

 

今出会う人、これから出会う人は、

これまでに出会ってきた人とは

まったく違う価値観を持っているかもしれないんです。

 

せっかくの新しい出会いを

過去の経験値で推し量ってしまって

自分の想定どおりの範囲内に安全にとどまってくれる人とだけ交流する・・

なんて本当にもったいないことです。

 

その意味では、

自分の想定を超えた言動をしてくる人との出会いは

新しい価値観との出会いのチャンスキラキラだともいえます。

すぐに「苦手」と決め付けずに、

相手をよく知ろうとすることは

大切なことだと思います。

 

嫌わないでね。

好きになってね。

 

そんな気持ちは手放して

手放せないならなるべく小さくして

 

あなたってどんな人?

あなたって何が好き?

 

そんな風に

相手に関心を持って会話が出来たら

今よりもリラックスして話が出来るようになるはずです虹

 

 


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