メモ5月13日追記

ここ数週間に読者登録してくださった皆様へ

読者登録ありがとうございました。

実は2週間ほど前から我が家のパソコンがネットに繋がらない

状況になってしまい管理画面を開くことができませんでした。

読者登録してくださったのに承認されないと

思われた方がいらしたらごめんなさい。

もう一度お願いいたしますお願い

 

 

自分の心と他人の心の間に

“境界線を引く”ことについて

お伝えしています。

 

今日はその4回目。

境界線が引けると

生きるのがぐっと楽になります。

人との会話が楽しめるようになります。

 

自分と他人の間に境界線を引く・・その4

(その1はこちらです☆)

 

星相手の反応に自分の幸せをゆだねてはいけない星

 

私は自分を嫌いだった頃

自分の気持ちを表現することや

人を誘ったり贈り物をするなど

 

『自分から人に何かしらのアクションを起こすこと』に

 

ものすごい抵抗感を持っていました。

 

私の何げない言動によって、

人を傷つけてしまうのではないか?

怒らせてしまうのではないか?

不快にさせてしまうのではないか?

嫌われてしまうのではないか?・・etc

などたくさんの恐れを持っていました。

 

多分それは

私が育ってきた環境の中で

物だったり、

言葉だったり、

態度だったり

様々に

「自分なりのやさしさ 」 を届けても

喜びや感謝の気持ちで

受け取ってもらえなかった経験が

関係していたんだと思います。

 

自分が愛だと思うものを

心を込めてラッピングして

箱の中に詰めて贈ったけれど

ぺしゃんこに踏み潰されて

『こんなものはいらない』と言われる・・

そんな経験を重ねてきました。
 

その為いつからか私は

人に贈り物をすることが怖くなってしまいました。

実際に人に物を贈ることもやめてしまいましたし

自分なりの優しさを行動に移して届けることすら

怖くなってしまいました。

 

もう二度とあんな思いはしたくない。

 

あんな思いをするくらいなら

最初から何もしないほうがいい。

 

そんな気持ちでした。

 

黄色い花

私が何か行動すると

そこには相手の反応が生まれます。

 

相手からどんな反応が来るか分かりません。

それが怖かったんです。

 

私に悪気なんか微塵も無くても

相手によっては、ひどく不快だと

受け止められてしまうことがあることを

経験的によく知っていましたし、

相手の反応にいちいち心を揺らされてしまう

自分もいました。

 

メモ

 当時の私は

 送ったメールに返事が来ないだけで

 ももやもやを抱えていました。

 あの言い方が悪かったかな?

 この言い回しが誤解を生んだかな?

 心の中が不安に占拠されてしまって・・

 何日間も引きずってしまって・・

 それが苦しかったです。

 

そんな自分が心底嫌だったけれど

湧いてくる不安感をどうにもできなくて

結局は

 

自分を表現しないことが安全。

余計なことをしないのが一番安心。

 

そう思うようになっていました。

 

「 本当の自分を出したほうが

  本当に仲良くなれる人に出会えるよ 」

 

・・・いくらそんなことを言われても、

そのことで得られるであろう

大きな喜びや心の絆などよりも、

相手の反応から起きる

不安、重い気持ちなど、

自分の心の揺らぎのほうが

ずっと負担に思えました。

 

行動したことで

50%の人が大喜びしてくれて

50%の人に不快感を示されるくらいなら

何も起きない・・0を選びたい。

安心を選びたい。

特に喜ばれなくてもいい。

特に仲良くならなくていい。

もやもやを抱えたくない。

そんな気持ちでした。

 

たとえそれで

小さな世界に

閉じこもることになってしまったとしても

そのほうが気が楽。

 

小さな孤島に閉じこもることになってもいい。

大海を渡って本島に渡れば

もっとすばらしい景色が見られることは分かってる。

でも、その代わりに恐ろしい目にも遭うくらいなら

いっそこの小さな島の中で安全に暮らすほうがいい。

花も咲いてる。水もきれい。

何よりも心の安定がここにはある。

 

私はこれでいい。

安心・安全。

そう思っていました。

 

黄色い花

 

今なら分かります。

私の心に境界線が引けていなかったから

あんなにも苦しかったし、

怖かったんだっていうことが。

 

『全部の責任』を

自分で引き受けてしまっていました。

 

相手を喜ばせることが出来なかったことを

自分の責任だと感じていました。

 

相手の感情にまで

私が責任を感じていたんです。

 

だから怖かったんです。

人に向かって行動を起こすことが。

 

 

自分のした行動によって返ってくる反応が怖くて

動き出せないあなたへ

 

自分と他人の心の間に

境界線を引くために

どうしてもどうしても

知っておかなくてはならないことが

あります。

 

それは(繰り返しになりますが)

相手の心はどこまでいっても相手のもので、

どんなに頑張ってもあなたには分からない。

 

ということです。

 

このことを深く理解することです。

 

あなたがどんなにがんばっても

相手の心をぴったりと当てることは出来ません。

 

熱心に

必死に

一生懸命に

思いやったとしても

 

あなたがいつか

偉大な人になっても

スーパーマンになっても

 

無理なんです。

 

だって

本人ですら

自分で自分の気持ちが

分かっていないことだってあるんです。

 

だから

その人自身じゃないあなたが

その人の心にドンピシャな

相手の望む贈り物を届けなきゃ!

(相手の喜ぶ行動をしなくちゃ!)

なんて頑張ろうとする必要なんて

最初からないんです。

 

もちろん

相手を喜ばせたい。

と思う気持ちは尊いです。

それはやさしさです。

 

でもだからといって

相手の心に届く贈り物が出来なくたって

自分を責める必要なんかないんです。

  メモこの場合の贈り物とは物だけでなく

    態度や言葉なども含みます。

 

チューリップ黄

 

人に向かって行動を起こすときには

様々な動機があります。

 

一緒に楽しい時間を過ごしたい。

喜びを分かち合いたい。

一人じゃ感じられない気分を味わいたい・・

他にも言葉にするのなんて難しすぎるくらい

たくさんの動機があります。

 

大切なのは

行動を起こすときのこちら側の動機です。

 

相手に認められたい。

相手の承認を得たい。

相手からこんな風に思われたい・・

など

そこに何かしらの『相手への期待』が入っていると

苦しさが生まれます。

 

プレゼントを贈るときも同じです。

 

相手の心を喜ばせたい。

または

こちら側の感謝の気持ちや愛情の

気持ちをを届けたい・・など

様々な動機でするはずです。

 

そのときに

 

相手を喜ばせたい。

相手に喜んでもらいたい・・。

 

といったような

『相手側の心』に

大きなウェイトを

置き過ぎてしまわないように

することが大切です。

 

それをしてしまうと

こちらのプレゼント選びによって

相手の反応によって

こちら側の幸せが左右されてしまう・・

ということが起きてしまうんです。

 

もしもあなたが贈ったプレゼントを

相手が期待通りに喜んでくれたら

 

自分のプレゼント選びは正解だった。

自分のしたことは成功だった。

喜んでもらえて嬉しい!

 

そんな気持ちになります。

 

でも逆に喜んでもらえなかったらどうでしょう?

人によっては

「よくもこんなものをよこしたな」

と気分を害して返品してくることだってあります。

 

そんな時

相手に喜んでもらうことを最大の目的としていると

 

失敗した。

違うものを選べばよかった。

相手の心を思いやりきれなかった・・等々

反省してしまったり、

とてもがっかりしてしまいます。

傷ついてしまうことだってありえます。

 

こんな風に

相手の反応に

こちらの幸せが左右されてしまう

っていうことが起きてしまうんです。

 

相手の反応に

こちらの幸・不幸がゆだねられてしまうんです。

 

プレゼントを贈る時

箱の中に思いを込める時、

どんな思いを込めたのか?

だけがあなたにとって大切な問題です。

 

プレゼントを選んでいる時

相手の喜ぶ顔を想像している時

あなたは幸せなはずです。

わくわくしているはずです。

 

相手の幸せを願っている時間・・

プレゼントの中に心を込める時・・

あなたから放射されたものは

キラキラ 愛 キラキラ

なはずなんです。

 

相手が喜んでくれてもくれなくても、

箱の中に詰める物を選んでいる時

相手に届けようとする時の思い、

詰めた物の中に込めた思い、

それら全てが愛なのだとしたら、

相手にプレゼントを届けようとしているその瞬間、

そのプレゼントが相手に渡るまで、

あなたの心は愛で満たされていたことになるんです。

 

その時間こそが、

人に贈り物を届けるときに

あなたが得られる確かなものなんです。

 

そんな風に考えると

相手が喜んでも、そうでなくても

そこに執着しないでいられます。

 

自分が愛情を選んで行動できたことが

ひとつの喜びになりますブーケ2

 

相手がどういう反応をするのかは

人によります。

その人の中ですら

タイミングによって異なります。

 

世界で一番おいしいケーキを贈ったとしても、

その人がおなかいっぱいの時に渡してしまったのでは

笑顔も曇ってしまいます。

 

逆に、全然手間隙かけずに気軽に渡した水でも、

相手が本当に心からのどが渇いているタイミングで

渡すことが出来れば、

命の恩人くらいの喜び方をされるでしょう。

 

相手の中のタイミングは

どんなに

配慮しても

想像しても

忖度しても、

思いやっても

他人にはそこまではつかみきれません。

 

だから、

相手の反応に自分の幸せをゆだねることなく、

自分の幸せは自分で決める。

キラキラ自分の中で完結キラキラさせることが大切です。

それが自分軸を立たせるということです。

 

自分と自分のしたことの幸せ具合をくっつける・・

『自分側で完結させる』ことが、

自分と他人との間に境界線を引くということになります。

 

自分側の問題なんです。

 

逆の立場だったら分かるはずです。

「愛を込めたプレゼントなの。

 だから絶対に喜んでね!」

と言われるのは負担ですよね汗

 

相手が込めてくれた思いは受け取るけれど、

それをどうするか、どう受け止めるかは

こちらの問題。

 

そこに線があることは明確に分かるはずです。

受け取るところまでが責任で良いわけです。

 

チューリップ黄

けれど、人間ですから

たまには箱の中に込めるものを

間違ってしまうこともあります。

 

100パーセントの愛情を

いつもいつも込めることは出来ませんあせる

 

うっかり気心許して、

このくらいのことなら

許してもらえるだろう・・って

気軽な気持ちで

相手に渡してしまう

(気軽に行動してしまう)事だって

もちろんあります。

 

すると相手がびっくりした顔をして

「こんなもの欲しくないんだけど」

と素直な感情を返してくることもあります。

 

でもそれはそれで良いんです。

込めたものが愛情じゃなかったからなあ・・って

自分で納得いくからです。

 

あなたの中の理解が大切です。

自分として納得できるかどうかが大切です。

 

「確かに私は愛情を込めることができていなかった」

と思うのなら反省すればいいんです。

謝りたくなったらそうすればいいんです。

 

大事なのは

相手が喜んでくれなかったら、

相手が怒ったから

自分が悲しくなる・・

という『条件反射』のような反応を

しないための理解です。

 

どこまでが自分の責任で

どこからが相手の問題なのか。

 

その境界線を明確に理解すると

自分のした行動の後の

相手の反応によって起きる自分の感情を

選択できるようになります。

 

 

 メモ

 もしも

 相手が愛情じゃないものを送ってきたらどうでしょう・・?

 それを受け取るかどうかは

 あなたが選べます。

 相手がきれいにラッピングして渡してくれたからといって、

 中身が悪意で満ちているという場合だってあります。

 その場合は、中身が見えているのなら

 にっこりと笑顔で受け取らなければならないことなんてありません。

 

 悪意だな。いらないな。と感じたら

 せっかくだけどこれはいらないわ。

 と返すことは出来るんです。

 (心の中で拒絶して受け入れない。

  受け取らないということを含みます)

 

 するとそのプレゼントは相手の物のままです。

 相手が抱えたままになるんです。

 そこに込めた思い

 そこに注いだ気持ち

 そこに費やした時間

 全部が相手の物のまま・・。

 

 

チューリップ黄

説明がプレゼントを贈ることに

傾きすぎてしまいました・・

 

人に向かって行動を起こすときも同じです。

 

最初から

自分の心とつながって

自分の愛情を表現することに

100パーセント専念していたのなら

相手の反応によって

傷つくことはありません。

 

自分がこれをプレゼントしたくなったからする。

自分が心からそう思ったから言葉にする。

本当に伝えたほうが良いと思ったから伝える・・など

 

本当に自分が心からそうしたいと思ったからする。

 

自分の本心とつながった行動ならば

相手の反応に一喜一憂しなくて済みます。

 

自分の心と対話して

自分軸でベストを尽くすことが出来たのなら

相手の反応がどうであれ

いちいち心を揺らされずに済むんです。

 

自分なりに

ベストを尽くしたし

最善を選んだし

愛しか無かったし

あれ以上のことなんか

今の自分には無理だったし・・

タイミングが合わなかったんだな・・

など

 

仕方がなかったこと。

 

って思えるからです。

 

チューリップ黄

 

相手の反応に自分の幸せをゆだねないで、

自分の幸せは自分側で決めて行く。

 

そして

 

愛情を動機として

自分を自分の心に素直に行動させてあげられた。

 

ということを最大の喜びにすれば

相手の反応がどうであれ

 

いつだって幸せでいられます虹

 

 

 

 

 

自分の心と他人の心の間に境界線を引くその1はこちらです☆

 

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