限界を認める
今回の台風19号は、今までを越える最大級でした。
名古屋周辺は事なきを終えましたが、他ではかなりの爪痕を残していきました。
まだまだこれからですが、被害に遭われた地域やみなさまには、一日も早い復旧を願っております。
世の中では、経済にしろ、国際情勢にしろ、天災、人災など、いろいろなことが今までの常識を超えることが起こっています。
今回の被害状況も、主にテレビで確認していましたが、テレビでは報道されていない地域での被害が、ネットのほうでは結構ありました。
過去に比べれば、少しづつ改善されているとはいえ、人知はまだまだ自然に敵うものではないというのを、改めて証明させられた感じです。
ですが、今までの常識も機能も限界を感じられた時が、新たな変化をする時だと思います。
そのためには、まず「 限界を認める 」ということが必要です。
多くの人は共存共生の中で、助け合いながら生きています。
しかし、その助け合いにも限界があります。
特に、公共や民間のサービスだけでは、支援しきれないことも少なくありません。
だからといって、自分だけで全てをするにも限界があります。
だだし、面倒だからなどの理由で、自分で何もやらなかった場合は別ですよ。
外部にも、自分にも限界があることが判ったなら、みなさんならどうしますか?
さらに限界を超えるために、突き進むのもひとつの選択肢です。
もちろん、あきらめて限界内で生きていくのも、ひとつの選択肢です。
みなさんは、自由でないときはありませんからね。
ですが前回も書いたように、颯清堂では「 共存の制限( 自他の限界 )」の中でも、もっと自由に生きられるように「 自分を変える( に戻る ) 」ことを、推奨しています。
それは「 あきらめる 」のではなく、「 こだわらなくなる 」「 執着がなくなる 」という方向に向かっていきます。
簡単にいえば、「 生きづらく、生きる 」のか「 生きやすく、生きる 」のかの違いです。
何から何まで、「 生きやすく 」というのは容易ではありませんが、自他の限界を認めて何を選択するのか、それをどうすればいいのかというのを、よく観てくださいね。
今のままでは、限界はすぐやってくることでしょう。
それをどう捉えるかも、みなさんの自由なんですよ。