幸せの中身
ほとんどの人は、幸せを求めています。
しかし、その幸せはみんな同じではありません。
各々が求めている幸せの中身は、各々が決めた優先したものです。
その優先させたものに沿って、日々の行動が決められていきます。
しかし、その優先させたものが本当に求めていたものと違うことは、珍しいことではありません。
なぜなら、優先させたものが叶った後にすぐ、違う優先させるものが造られてしまうからです。
このように優先したものが叶うと、幸せのような感じを味わうことが出来ますが、ずっと幸せでいることは難しくないでしょうか?
そして次の幸せを、また求めませんか?
つまりそれは、本当に求めている幸せではなかったということです。
幸せ気分を味わうために、本当に求めている幸せの中身が変わってしまったものなんです。
そこに自分自身で気づいていないんですね。
そのため、中身が変わってしまった幸せを、幸せとして求め続けてしまいます。
それを求め続ける限り、本当の幸せに近づくことは難しくなります。
中身が変わる前の最優先していたものが、長い時( とき )と共に他のものに影響されて、違うものを優先させてしまいます。
それは、自分の外と比較してしまうからです。
幸せそうに見える他人が、実は本人自身幸せだと感じていないことがあります。
それは優先したものは違えど、幸せになるために求めていたことが叶ったはずなのに、幸せだと感じられない自分と同じなのです。
本当の幸せを最優先にして求めていくと、それに沿った流れが導いてくれます。
その過程には、信じられないような奇跡的なことや不思議なことが、助けてくれるはずです。
本当に求めている幸せは、みんな同じです。
それを最優先できないとき、自分で邪魔する何かがあるときです。
ですがそれは、無理矢理に最優先させるというものでもありません。
ずっと心の奥に無くなることなく在り続けるものですので、自分の中をよく観るようにしてくださいね。