初日本語教室 2018.12.16(日)
朝からいきなり停電(*_*)
下着洗濯したいのにーー(ToT)
とりあえず朝食食べて、ポルトガル語をお勉強。
昨日なんて言うか分からなかった単語(ネクタイ、感謝などなど)を調べて音読して覚える。
昨日の卒業式でネクタイを貸してくれた同僚(隣人)にお礼がしたい!
ってことで、日本から持ってきた竹とんぼをお子さん向けにプレゼント。
残念ながらお子さんいなかったけど、喜んでもらえた(*´∀`)
12時に電気復活。
13時から用事があるので、急いで洗濯して干す。
さてさて、今日の用事というのは、村でたまたま知り合ったそれぞれ別の男性2人に、日本語を教えるというもの。
レストラン待ち合わせで、自分は13時丁度に到着。
10分遅れで1人、更に20分遅れでもう1人も到着。さすがモザンビーク(笑)
2人ともRed Bullを頼んだだけで、あとはひたすら日本語のお勉強(笑)
※ここから先、いくつか下ネタが現れます。 セクシャルに敏感な方は、ご覧いただかないようお願い申し上げますm(__)m
2人には、自分が作ったこんな資料をプレゼント。
2人とも「こんにちは」って言うことは出来ても、文字は一切知らなかったらしい。
しかし、2人ともノートもペンも持ってきてない…ホンマに勉強する気あったんか?(笑)
ドリンクで乾杯。
この「かんぱい」、モザンビークでは2通りの言い方がある。
①Saude!(サウージ。健康って意味もある)
②チンチーン!(綴り不明)
②を日本人の方が聞いたら…まぁほぼ100%股間を連想しますよね^^;
ってことで日本語で「チンチーン」とは何を指すのか、指でポイントしてあげると爆笑。
これ、モザンビークのある種鉄板ネタやわ(・∀・)
さて、2人は初対面ながら、自己紹介することなく、会話練習を始めた。
日本人ならまずは名前やら年齢やら出身地やら聞くけど、そこはモザンビークは違うのかな??
会話練習の内容は…
A こんにちは、友達!(Bom dia, amigo!)
B こんにちは、友達!(Bom dia, amigo!)
A 元気ですか?(Tudo bem?)
B 元気です(Estou bem)
A 私もです(Eu tambem)
B ありがとう(Obrigado)
A さようなら(Chao)
B じゃあね(Chao)
うん、これだけ見るとシュールな会話よね(笑)
でもこの二人、何回も役割入れ替えて練習してて感心。
……って、このフレーズだけで丸1時間やってるし^^;
途中からツボに入って、終始ニヤニヤしっぱなしやったわ(笑)
聞いてると、やっぱイントネーションって覚えるの難しいんだなーって実感。
あと、日本語って微妙に言い方が変わるのが伝えにくい。
(元気! とか 元気だよー! とか 元気やでー!)
質問では最後に「〜ですか?」って言うんだよーとか、
「わたし」と「あなた」の違い、
「わたしは」と「わたしの」の違い
などなど、いざ教えようとしてもなかなか上手く伝わらない・伝えられないことが色々ある^_^;
特に主格と所有格の違いが覚えにくいみたい。
(○)あなたは、ウメの友達ですか?
(☓)わたしは、ウメは友達ですか?
こんなミスがしばらく反復しても出てきてた。
こう考えると、自分の母国語って、理論より長年の経験で覚えてるんだなーと実感。
2時間たったところで、昼食を取ることに。
ってもう15時やけど(笑)
元カノの写真を見て可愛いって言われたけど、今更……(__)シュン(笑)
富士山は2人とも知ってたらしい。
京都は知らないって、なんか不思議な感じ。
色々スクロールで写真見てたら、1人がこの写真に食いついた。(下ネタでーす)
こちら、静岡の熱海で見つけたコップ。
何を表しているのかはすぐ分かったらしく、爆笑しながら見てた。
これ、大体のモザンビーク人にウケるのよねー。
女の子に見せてもウケるんやろか??
再来週日本に一時帰国することを伝えると、是非買ってきてほしいと言われた。まぁいいけど(笑)
食べた後は、総復習でここまでの会話を、オレに向かって話すことに。
まだたどたどしいけど、まぁええんやないかな?
あとは、チンチーンみたいに日本語にするとおかしな単語を紹介。
①Vaca(ヴァカ 牛肉)
→日本語なら馬鹿ですね
②Peixe(ペイシ 魚)
→さかな って音が、ポルトガル語ではsacanaに聞こえるらしい。辞書で意味を見ると「品のない人、ならず者、ヤクザ、他人の手淫をする人」とある。
最後に記念写真を何枚か。
変顔でも1枚とってみた。
向かって左の子、なぜピースじゃなくて指3本なんやろ??
16:30に解散。
右の子は自転車で颯爽と帰ってった。
もう一人の18歳・指3本の子と歩いて帰宅。
道中、こんな話をふられた。
「実は明日、兄貴が首都で手術を受けるんだ。受けないと死んじまう。でも、首都まで行く交通費(100Mt 200円)が無いんだ。」
……………え?金せびる感じ?
とりあえず最初はポルトガル語分からない雰囲気を出しつつ、話をどうするか観察してみる。
繰り返し死ぬ・金が無いを言ってくる。
んー……結局オレは金目当てなのか?
今日の全員の食事代(1800Mt)払ったから、オレ金無いよーとやんわり拒否を伝える。
すると、「いやいや、そんなつもりじゃないよ!ただ言いたかっただけ!」とのこと。
うーん、どこまで本心なのか分からんなー。
ちょっと身構え過ぎかな?
でも、ポルトガル語分からないふりしてたら、止まって話を聞いてくれって足止めされたし。
実話なのかウソなのかも分からん。
疑い過ぎれば仲は深まらないし、あっさり信じたら正直者が馬鹿を見るになるかもしれない。
よー分からんけど、金無い言うてたのに明日首都には行けるらしいし、笑顔でお別れしたからとりあえずええんかな?
日本語教室は教える難しさもあったけど、なんだかんだで楽しかった。
何より、自分の国や言語に興味を持ってくれる人がいるって、凄い嬉しい。
どれだけのことを教えてあげられるか分からんけど、彼らが将来日本に来れる日がくるといいな。
さーモザンビーク滞在も残り1週間!!
あー日本と日本酒が恋しー!!(笑)