花粉症の季節になると、鼻水、くしゃみだけじゃなく、涙目になったり、目がかゆくなったり辛いですね。
目元は皮膚が薄くって、皮脂腺もあまり分泌されないので、こするとたるみ・しわ・くすみといったエイジングサインを引き起こしてしまいます。
だから、こすらずに皮膚科に行って、目薬や薬を処方してもらった方がラクです。
それでも効果がイマイチでつらい思いをしている方もいることでしょう。。。
では、そんな目元の肌荒れが起きてしまった時のクレンジングってどうしていますか?
花粉症で目元が肌荒れした時のクレンジング対策
まずは、目元が肌荒れしている時は、かゆみが出て目元をかいてしまうのでアイメイクはしない方が多いと思います。
ですが、仕事柄、どうしてもアイメイクをしないといけない場合は、保湿をしっかりしてから、ミネラルファンデやお湯で落ちるタイプのアイライナー・マスカラなどを使った方がクレンジングをする時にお肌に負担をかけずに済みます。
なんといっても、花粉症で目元が肌荒れしている時、刺激を与えないことが超重要です。
ですので、できるだけメイクとクレンジングをなじませる回数を減らしてあげましょう。
お肌に負担をかけないよう薬指や小指も使ってなじませてくださいね。
最後は、しっかり保湿をする事が重要です。
花粉症の時のクレンジングの選び方は?
本当であれば、メイク落としシートは避けたいトコロ。
私も使ったことがありますが、携帯用に使うのであれば超便利です。思ったより摩擦を感じない程シートも柔らかいですもんね。
ですが、花粉症のひどい時、毎回クレンジングシートを使うと、さすがに目元に負担がかかります。メイク落ちは良いけれど、その分、界面活性剤も含まれていますからね。
使う場合は、最後にぬるま湯で洗い流した方が良いです。
クレンジングオイルはどうでしょうか?
クレンジングオイルを使うほど濃いメイクをしている場合は、短時間でスッキリメイクも落とせるクレンジングオイルは助かります。
ですが、花粉症の時って、そんな濃いメイクをするわけでもないはず。
また、液体タイプだと目にしみたりしませんか?
なので、ナチュラルメイクであるなら、どちらかというと、クレンジングミルクやクレンジングクリーム、クレンジングバームの方がまだお肌に負担をかけません。
そもそも花粉症ってどんな人がなりやすい?
遺伝的に花粉症である場合に花粉症になりやすいです。
だけど、その他に
- スギの木が多くなった
- ストレス
- 過度の飲酒
- 喫煙
- 睡眠不足
といった事も免疫力低下につながって、花粉症を引き起こす事もあります。
また、乾燥肌や敏感肌だと花粉症になりやすくなります。
というのも、お肌が乾燥していると、お肌の表皮にある角質層の機能が低下してしまうからです。その結果、皮脂量が少なくなり、お肌内部の水分を蓄えておけなくなります。お肌がさらに乾燥する悪のスパイラルに入っているわけです。
また、「お肌のバリア機能」って聞いたことありますよね?
外からの刺激に対して、お肌を守ってあげる働きの事です。
このバリア機能が低下しているため、花粉やPM2.5といった外からの刺激がお肌の刺激となって、アレルギー反応を起こしてしまうんです。
その他の目元の肌荒れ対策
コンタクトではなくメガネをかける
目は鼻よりも多く花粉を吸い込むといった事はありませんが、風で花粉が舞い上がって目に入ってしまう事もあります。
ダテメガネでもかけていると、コンタクトや裸眼の時とは違って、目に入る花粉の量を約半分に減らすことが出来るといわれています。
というのも、花粉はメガネの上部から目に入り込むことが分かっているからです。ですので、できれば花粉症用のメガネの方が安心ではあります。
目薬を使う
皮膚科に行って処方される目薬を使うのがまずベストです。
最近は、コンタクトをつけたまま、かゆみをとる目薬もあります。
もし、自分でドラッグストアに行って目薬を買うなら、防腐剤なしの人工涙液を買いましょう。ベンザルコニウム塩化物という防腐剤が入っていると、界面活性剤なので何回も使っていると、角膜を傷つけてしまうかもしれません。
人工涙液とは、防腐剤なしの涙に近い成分でできており、ドライアイ、目の疲れにも
かゆみに即効性のある目薬は、抗ヒスタミン作用のある目薬です。継続的に使う事で、かゆみに対しての予防効果が期待されています。
保冷剤で目元を冷やす
冷やすことで、一時的にかゆみを緩和することができるので、保冷剤を薄いタオルにくるんで目元にあてて冷やしてあげる方法もあります。
また、人工涙液や目薬を冷蔵庫に冷やして使うのもおすすめです。
花粉症のシーズン
春はスギ、ヒノキの花粉シーズン。夏はブタクサ。秋はイネの花粉が舞っています。
1年中花粉が飛んでいるわけなんです。
ですが、春は特に転居や異動など肉体的、精神的にもストレスが多い季節。ホルモンバランスが乱れ、バリア機能が低下しています。
花粉が良く飛ぶ気象的条件
- 晴れて気温が高い日
- 雨上がりの翌日や気温の高い日が続いている時
- 風が強く空気が乾燥している
こんな時期には、紫外線対策、バランスの良い食事、睡眠、適度な運動などを取り入れて花粉症の時期を乗り越えましょう。
肌荒れした時でも、クレンジングやその他の方法で目元の負担が軽くなれば、メイクする楽しみも増えてきて楽しいですね。