今日の空を眺めていて

 

一筋の飛行機雲に出会いました。

 

なんとなく久しぶり?とひとり言。

 

 

 

 

 

 

空は目には見えているけれど、

 

手が届かない世界。

 

でも、いろんな気持ちにしてくれます。

 

それは、きっと自分の中に

 

様々な想い出や記憶があったり、

 

何かを感じたいと思うからかも

 

しれないですね。

 

 

こんなことを思ったのは

 

先日、施設にいる父との

 

LINEでオンライン面会をしたことから。

 

このところ面会ができない介護施設にいる、

 

父の顔を見るのは久しぶり。

 

認知症なので、私たちのことわかるかな?

 

と心配していましたが、

 

娘や孫たち、そして母のことは一応認識していました。

 

でも、画面で映る私たちのことは、

 

見えてはいるけれど、感じられないのかも。

 

スタッフの方が横で、

 

「娘さんですよ〜ほら、話できますよ」と

 

おっしゃってくださるのですが、

 

父は、いろんなところを見て、

 

全然落ち着きません。

 

そして、とうとう、

 

「こんなんではあかん、

 

なんやこれ、あかんあかん、

 

ワシすぐ帰るわ」と言いながら

 

どんどん機嫌が悪くなりました。

 

 

オンラインなんて全く理解できなかったのでしょう。

 

姿が見えて、声は聞こえるけど、

 

そこにいないことで、

 

混乱していたのだと思います。

 

 

このような父の姿を画面越しに見ていて、

 

とくに認知症という状況では、

 

意識的に何か感じるとかが難しいのかと。

 

やっぱり目には見えても

 

そばで感じることの大切を実感しました。

 

オンラインでできることが増えて、

 

便利になった世の中ですが、

 

父にとっては、便利なものでは無いようです。

 

面会できるようになったら、

 

すぐに会いに行こうと思います。