紅葉を求めて比治山へ。
比治山は、近世初めには南側は海に面していたそうですが、今は埋め立てた市街地に取り囲まれ、街中の貴重な緑地帯になっています。
元々モミジなどはありませんが。
クヌギかな。
ケヤキ
サクラはもう散っている。
ユリノキ。
陸軍墓地。最近まで、入口に仏像を安置していましたが、今は宗教色はありません。
説明
墓石多数。
南端まで行くと海が見えます。
秋の終わり。
南東方面。
島がたくさん。
我が家はあの付近。よりもっと南かな・・・。
慰霊碑。
対馬丸の犠牲者の慰霊碑としては最北端だそうです。
慰霊碑は、沖縄に続く、南の海が見える丘の上に建っています。
続いて放射線影響研究所前へ。
原爆被爆者の医学的データーを集めています。
人はどの程度の放射線に耐えられるか、広島、長崎のデータをもとに基準値が決められた・・・と聞いたことがありますが。
いわば二つの被爆地は、壮大な放射線障害の実験場だったわけで。
放影研の下へ降りていくと・・・
正岡子規の句碑。
市の中心部。
さらに北を向く。
放影研前の夾竹桃。
夾竹桃は、古い建物の庭などに今も残っています。
元々、サクラ以外に色づく木が少ない山。
それでもはっきりと冬の訪れを感じました。ことしもあと一月。残り少ない暖かい日を大切に過ごしましょう。