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【M28】天空の山小屋、赤岳頂上山荘と天の川黄道光のクロスを撮る。〈登山〉

こんにちはirodoriカメラマンです。

この度は当ブログ「星景ハンター」を閲覧頂きありがとうございます。

今回のミッションでは、八ヶ岳最高峰の赤岳からの星空を紹介します。

 

目次

 

1.赤岳頂上山荘からの景色

360°の大展望。

赤岳頂上山荘の標高は、2899.2mである。

雲海が発生すれば、北アルプス南アルプスの峰々、御嶽山や富士山などの独立峰が雲上に浮かぶ。

街明かりは、下から雲を照らす。雲は多彩な光を浴びてほんわりと輝いている。

下界の光と空は雲海で分断され、真っ暗な空には、満天の星空が広がる。

その景色は、まるで、ファンタジーの世界に出てくる天空の世界に迷い込んだような錯覚を覚える。思わず息をのむ大展望だ。

八ヶ岳最高峰頂上付近に位置する赤岳頂上山荘は、まさに天空の山小屋と言える。

今回は、この天空の山小屋と星空を組み合わせた写真を撮るミッションである。

八ヶ岳、赤岳頂上山荘

 

irodori0320.hatenablog.jp

2.ミッションレベルB

赤岳頂上山荘までは、約5時間40分の登山が必要である。

美濃戸口(1時間)→美濃戸山荘(2時間30分)→行者小屋→(1時間25分)地蔵の頭→(45分)赤岳頂上山荘

 

行者小屋には、テント場がある。一泊して行程に余裕を持って撮影するのも良いだろう。

行者小屋から地蔵の頭までは、梯子がかかっている箇所がいくつかある。

地蔵の頭から赤岳頂上山荘までは稜線歩きとなる。道幅が狭い場所もあり、滑落しないよう注意して渡る必要があるだろう。

当然、頂上付近も風が強い日もあり、たとえ夏であっても防寒対策は必須である。

 

3.天空の山小屋と天の川黄道光のクロス

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室内の僅かな光が溢れて窓に色がついた。

「これで、山小屋の輪郭がはっきりするぞ。」

と心が高ぶった。

ほんのわずかな光が、写真に特徴を与えるから撮影は面白い。

満タンに入ったグラスから溢れ落ちる水のように、思い描いた構想を少しでも超えると心が動く。

この山小屋の光のおかげで、納得の一枚が撮影できた。

 

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