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「常識や正論では響かない」
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家族や友人がそれた道に
進みそうになった時、
あなたならどのように話して
説得するだろうか。
「君が選ぼうとする道は非常識で、
この道が当たり前の常識なんだ。」
などと、
常識を持ち出して説得しますか？
それとも、
「君が選ぼうとしている道は
絶対おかしい、間違っている。」
などと、
否定して説得しますか？
もしくは、
「君が選ぼうとしている道よりも
この道の方が正しくて一般的だ。」
などと、
正論を持ち出して説得しますか？
残念ですが、
そのような説得では相手は
耳を傾けるどころか、耳を塞ぎ、
あなたの話など一切
聞き入れてくれなくなるでしょう。
あなたはその道が良くないから
その道のことを否定してるだけ
だと思っているかもしれませんが、
相手は自分の思考、性格、
その他すべて、
自分のすべてを否定されたように
感じてしまうでしょう。
相手を説得したいのなら
否定するのではなく、
良い方の道が、
いかに相手に利益があるか
話すだけで良いのです。
ムキになって相手を
無理矢理変えようと思っても、
そんなのうまくいきません。
そんなこと、
赤ちゃんでさえ嫌がります。
まずは、
自分が相手の考えを
理解してあげること。
そして、
相手のためになるメリットを
わかりやすく、かつ、
押し付けにならないよう伝えること。
最終的に選ぶのは相手です。
あなたではない。
その道を歩む人生の主人公も、
あなたではなく相手なのです。
だから、
もしあなたがオススメしない道を
相手が選んでしまったとしても、
それはそれで仕方がない。
その道こそが、その人の
乗り越えるべき道なのでしょう。
もし、
大切な人がオススメできない
道に行ったとしても、
否定せず優しく見守り、
時には手を差しのべてあげてください。
それがあなたが
その人にできることなのです。
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