ドクター・エクソシスト

面白かったー。





あらすじ

ドクター・セス・エンバーは、悪霊に憑依された人間の潜在意識に
入りこみ除霊する、エクソシスト。
子供の頃からその能力はあったが、普通の生活を送りたいと能力を
封印して生きてきた。

が、妻と息子を悪霊マギーに殺され、エンバー自身も車椅子生活になり
復讐を目的に、エクソシストとして生きることに。
そんな中、エンバーの元に11歳の少年キャメロンがマギーに取りつかれていると
除霊の依頼があった。

感想

エクソシストというと、聖水と聖書と十字架と祈りによって除霊するのが
定番なのだが、この映画のエクソシストは違う。

薬により意識を低下させ、悪霊にとらわれている人の潜在意識に入りこむ。
潜在意識の中で、悪霊にとらわれた人は居心地のいい夢の中にいる。
エンバーはそれは現実ではないと話し、その世界から本人が逃げ出すことによって

悪霊は頭の中にいる場所を失う。居場所を失った悪霊は近くにいる人に触れることで
憑依する。なので、除霊直後の人に触れてはならない。

少年キャメロンは、父から暴力を受け母と逃げてきた少年。
だが、それでも彼は父も母も好きなのだ。

キャメロンの頭の中で、悪霊は優しい父と遊園地で遊ぶ夢を繰り広げる。
父はキャメロンに愛している。エンバーのいう事に耳を貸すなという。
エンバーは、君の父は愛していると君に言うかな?と問い、キャメロンは
エンバーを信じる。

だが、悪霊マギーはエンバーにもキャメロンにも取りつく。
エンバーはキャメロンを開放し、自分自身の命と引き換えにマギーを葬ろうとする。

だが・・。

ラストはマギーが生き残るパターンはやめて欲しかったなー。
せっかくエンバーが命をかけたのに・・と思ってしまう。
しかし、アーロン・エッカートさん、みせてくれたなー。