ANA羽田→富山NH315便プレミアムクラス搭乗記

投稿日:2019年12月14日 更新日:

今年2便目のフライトとして、12月7日NH315便 羽田9時55分発→富山10時55分着に、プレミアムクラスで搭乗してきたのでレポートします。

今回の搭乗機

B737-800 JA78AN photo by lasta29

現在、羽田-富山線はANAの単独路線で、ボーイングB737-800型機を用いて1日4往復の運航が基本となっています。

10月に台風19号の影響で北陸新幹線が不通となった際には、ボーイングB777-200型機、B787-8型機、B767-300型機が投入されたり、臨時便も運航されていましたが、現在は通常通りに戻っています。

今回の搭乗機はJA78AN、2014年8月に登録された機材です。昨年の11月に搭乗したJA64ANより少し新しい機材でした。その時の搭乗記はこちらの記事をご覧ください。

プレミアムクラスに搭乗

アップグレードについて

今回の搭乗便は土曜日午前の羽田出発ということもあってか、早々と普通席もプレミアムクラスも予約で満席となっていました。隣席も埋まって窮屈な思いをするくらいならプレミアムクラスへアップグレードを考えていたところ、搭乗2日前に空席が出てアップグレードすることができました。

まだ手元にアップグレードポイントが残っており、今年度内にANAに搭乗する予定もないことから、現金ではなくアップグレードポイント使用でアップグレードしています。

プレミアムクラスへのアップグレードについては、こちらの記事をご覧ください。この記事を作成した3日前の時点では空席が無く失敗していましたが、その後も諦めずに状況をチェックすることが大切ですね。

プレミアムクラスの様子

ANAのB737-800型機のプレミアムクラスは2列-2列の配置です。普通席は3列-3列ですから、占有できる幅は単純計算で1.5倍と、かなり余裕があります。

B737-800型機のプレミアムクラスのシートは2種類あって、 B777型機やB787型機でも使用されている革張りのシートと、A321型機と同様の電動リクライニング付きの新型のシートがあります。今回は従来型の革張りシートでした。

シートピッチも十分な間隔で、足元にはかなり余裕があります。シートベルトをぴったり締めていると、前方の荷物入れに手が届きにくいぐらいです。

10時29分までの出発便は朝食が提供されます。今回はサンドイッチとマフィンを中心としたメニューでした。シートに収納されていたテーブルも、トレイを置いてなお余裕があるサイズです。

朝食は小ぶりにまとまっていますが、手軽に口まで持っていきやすい献立です。南瓜と玉葱のスープも、(フリーズドライから戻しやすくする為でもあるでしょうが) 具材が小さくカットされ 食べやすくなっていました。どの食材も、機内で食べるということを良く考えていますね。

機内Wi-Fiについて

今回搭乗したANAのB737-800型機は全機材でWi-Fiが使用できます。その他の機材や詳細については、こちらの記事をご覧ください。

いつも通り、スピードテストの結果や、使用感をレポートします。

スピードテスト結果や使用感について

スマートフォンからスピードテストを行った結果がこちらです。離陸して安定飛行に入ってからと、着陸前の2回測定を行いました。

測定1回目
測定2回目

2回とも下りが1.5Mbps前後、上りが2Mbps弱という結果でした。以前に同じB737-800型機で測定した時とほぼ同じで、上りが早いのも一緒でした。

いつも通り、ブラウザでブログやニュースを見たり、LINEで写真を送ってみたり、ゲームをしたところ、ところどころ数秒待たされるようなタイミングもありましたが、ほぼスムーズにアクセスできていました。

飛行航路や高度、機内の使用人数でも速度は影響されるので、あくまで参考程度に見てもらえればと思います。

機内Wi-Fiエンターテイメントについて

こちらはビデオやオーディオ、フライトマップをWi-Fiを通じて視聴できるサービスです。機内のシステムから配信しているので、スムーズに視聴することができます。これならパーソナルモニターが設置されていないB737-800型機でも快適に過ごせますね。

また、この機材は次世代地図ANA Flight Pathが導入されていました。ただフライト中の位置を示すだけでなく、左右の窓から見える景色を分かりやすく表示してくれます。

この他には、ビデオプログラムの中からサッカープレミアリーグのゴール集を見て過ごしていました。ひとつひとつのプレーハイライトは短いので、今回のように短いフライトで、かつ食事のサービスもあるような場合は最適ですね。

またANA SKY LIVE TVというサービスもあり、日テレNEWS24などの衛星放送をリアルタイムで視聴できます。大きなニュースがある時などには、有効活用できるのではないかと思います。

インターネットを使用せず、これらのエンターテイメントだけを楽しみたい場合でもANA公式アプリが必要ですので、搭乗前にスマートフォンへインストールしておきましょう。(フライト中はインストールできません)

富山空港到着

せっかくのプレミアムクラスですが、富山へのフライトは1時間も掛かりません。あっという間の到着でした。

富山空港は日本で唯一、河川敷に設置された空港です。滑走路やエプロンは堤防から川よりの河川敷上に、ターミナルビルは堤防を越えた先にあります。ボーディングブリッジも堤防を跨ぐため、長さは日本一だそうです。

ベルトコンベアには、まるで回転寿司のように寿司の模型が流れていました。

空港内に薬局があるのも、薬売りの富山ならではでしょうか。

この後は富山市内へ路線バスで向かいました。運賃は一律420円、市内中心部の総曲輪まで18分、終点の富山駅まで22分と、市内まで近いのも富山空港の特徴です。

車内にはICカードリーダーが設置されていますが、富山ローカルのecomycaとpasscaのみ使用可能です。Suicaなどの交通系ICカードは利用できず現金が必要なので注意してください。

まとめ

数年ぶりのプレミアムクラス利用で快適なフライトでした。SFCではアップグレードポイントが付与されるので、うまくタイミングを見てこれからも利用し、レポートしていきたいと思います。

以上、「ANA羽田→富山NH315便プレミアムクラス搭乗記」でした。

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