どうも!農トラ育です。
今年度もいよいよ後わずかですね。
年度末は指導要録を書いたり、次年度の準備をしたりで大忙しだと思います。
教員はタイムマネジメントがしにくい職業であると思います。
突発的な生徒指導や部活動、生徒の悩み相談など、
予定していなかった所で時間がどんどん失われることがしばしば。
一番最悪なのが暇な先生の話し相手になること。
暇なのは自己処理していただくのが一番なのですが、一度絡まれると下手すると1時間くらい喋り倒します。
なので極力遭遇しないように職員室等で立ち回ることも重要になりますよね。
今回は突発的なことが起きても、そのような時間泥棒に時間を奪われても
時間をやりくり出来るようにするための本を紹介したいと思います。
Contents
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
世の中には様々な時間術に関する本があります。
私も10冊以上は読んできたと思いますがこの本を読んでからは何も読まなくなりました。
今回一番のオススメ
教員はマルチタスクになることが多いと思いますが、マルチタスクせず、一つひとつの作業を確実にこなしていくことが仕事を早く終わらせることに繋がると思います。
著者はこの時間術を「ロケットスタート時間術」と表現している。
仕事が遅い人、いつもギリギリの人は「ラストスパート志向」が多いのではないでしょうか?
ある仕事の期限が迫ってくると、焦って作業し、なんとか提出する。
期限に合わせるように仕事をするとそうなってしまいます。
期限に合わせて作業をするのではなく、自分で期限を設定し(期限の再設定)、作業に取り組むと自分の計画通りに作業ができます。
「ああ!!!今日が締め切りだからこの資料を作らないと!」
「げっ。。。あと2時間しかない。。。。全ての仕事を中断してこの作業をやらないと!」
などでは作業効率が上がるはずありません。
この本を読み、実践することが出来たら確実に作業効率が上がると思いますのでオススメです。
トヨタの片づけ
皆さんご存知「世界のトヨタ」
勤続40年以上のリーダーたちが語るトヨタの知見をまとめた1冊である。
職員室でよくいる雪崩発生装置(書類が平積みになってる人の机)。
忙しくて片づける時間がないんだとか・・・
しかし、片付けないことで生産性は著しく低下し、書類を探すのに時間がかかり、ミスも多くなります。
トヨタの片づけでは、片づけは雑務ではなく、仕事そのものだと書かれています。
「片づけの時間なんて取れない。」
と考えるのではなく、仕事として毎日少なくとも1回は片づけの時間を取ると業務効率は劇的に改善されると思います。
私は仕事始めの5分と終わりの5分、計10分は片づけに充てています。
10分で高効率化できますよ。
机の上にいつ使うか分からない参考書や資料などが置いてあるのであればすぐに整理し、引き出し等に収納しましょう。
直感に刺さるプレゼンテーション
時短を目指すのであればプレゼンテーション(スライド)作りは必須になると思います。
プレゼン作りなんて面倒臭いと思わず、この本を読んで綺麗で直感に刺さるプレゼンテーションを作ることができれば、そのプレゼンは退職するまでずっと使い続けることが出来るはずですし、長い目で見ればかなりの時短になるはずです。
GIGAスクールにより、生徒一人一台タブレットPCが配備される時代です。
教員が生徒よりもショボいスライドを作成する訳にはいきませんよね。
この本を読むことで、ビジュアルで伝えることを学ぶことが出来るので板書方法にも応用すれば「伝わる」板書になると思います。
まとめ
学校によっては朝の読書週間があったりすると思いますのでその時間を利用したり、休日に時間をとって是非読んでみてください。
仕事を効率化し、生徒との時間を十分に取れるようになることを祈っています。