教育

修学旅行から得るものとは 〜制限がある中で旅をするという事〜

どうも、農トラ育です。

突然ですが、皆さんは高校時代に一番思い出に残っている行事は何ですか?

体育祭文化祭部活動の日々等々あると思いますが、修学旅行も思い出に残っている行事の一つではないでしょうか?

修学旅行は学校によって行く場所が異なると思います。

私は九州を南から北まで縦断しました。

グラバー園でハートストーン探し回ったり、超美味しい黒豚の料理を堪能したり、博多で本場のとんこつラーメン食べたり、ハウステンボスで二人乗りの自転車で爆走したりと本当に面白かった思い出を今も鮮明に覚えています。

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修学旅行

そもそも修学旅行とは何なのか。

コトバンクでは。

「教職員の引率のもとに,児童,生徒が日常経験しない土地の自然や文化を見学し学習するために行う旅行。明治 10年代頃から始り,慣行的に実施されていたが,現在は教育課程のなかに,特別活動に属する「遠足的学校行事」として位置づけられている。」

となっています。

ただ単に旅行に行くのではなく、教育活動としての位置づけなので、かなり制限がかかりますが、日頃学校で過ごす時間とは違う特別な時間を仲間と共有できます。

だから消灯時間もあるし、起床時間も早いし、行く場所もある程度決まっています。

しかし、その制限の中で思いっきり楽しむことが重要なのかなと思います。

今回の目的地は「東京」

現在、勤務している所が地方なので生徒達は東京に憧れを持っているようでしたが、私自身は中高東京で過ごしていたこともあり、

修学旅行で「東京」!?って感じでした。

私的には東京行っても目新しいものないし、北海道や沖縄に行きたくてたまりませんでした。

東京では「修学」って感じではないのでは?っとずっと思ってました。

しかし、今回の修学旅行に引率することによってその考え方が変わりました。

普段、高いビルを見慣れていなかったり、人混みに慣れていなかったり、電車の乗り換えに慣れていなかったり、色々な「違い」を体験するだけでも「修学」になるのかなーっと思いました。

また、東京に行くことによって自分の住んでいる場所の良さが再認識できることも良かったのかな、と思います。

いかに地元の空気が美味しいか、お米が美味しいか、家族の愛が大切か。などを体験的に学ぶことができたと思います。

修学旅行から学ぶべきこと

いつもと違う場所に行くことによって「地元の良さを知る」

海外旅行に行ったり、留学したりすると「日本の良さが分かる」と言う方が多いと思いますが、それと同様のことが修学旅行でも起きるのだと思います。

他の都道府県に行くことで、その土地の素晴らしさを学ぶこともできます。

また、歴史を学んだり、美味しい郷土料理を食べたりすることもできます。

しかしそれ以上に、地元の素晴らしさに改めて気が付くことができたり、地元の特色を再発見できると思うのです。

新しい場所で刺激を受ける

新しい場所に行くことで今までに受けたこの無い刺激を受けることができます。東京に行ったことで東京を身近に感じたと言っていた生徒もいました。

今までは地元で絶対に就職する!っと言っていた生徒も外に目が向くようになっていきました。

やっぱり刺激を受けるって人生にとって良い。

ルールに縛られながら最大限に楽しむ方法を学ぶ

修学旅行にはルールがあります。

最初にも書きましたが、ただの旅行ではなく、教育活動の一環であるため、生徒が自由奔放に目的地で過ごす訳にはいきません。

なのである程度は行く場所は決められていますし、自主研修もグループで行動しなくてはいけません。

その中でいかに楽しめるかが肝だと思います。

将来、どのような時でも何かしらのルールがあると思いますし、そのルールの中で最大限に楽しむ方法、ルールの中で最大限のパフォーマンスを発揮することが大切だと思います。

まとめ

今回の修学旅行の引率で学んだことは。

  1. 修学旅行は自分の住んでいる環境から違う場所であれば沢山学べる
  2. 改めて東京と地方の違い(それぞれの良さ)に気づけた
  3. 校則が色々と問題視されていますが、ルールの中で楽しむことの重要性を学んだ

修学旅行って本当に最高の学校行事だと心から思った引率でした。

教員という立場だと生徒指導等、楽しめない面もありますが、私自身もその中で最大限に楽しもうと思いました。

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