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本投稿作成時は2020年10月31日(土)ハロウィンの夜

そして次週の行政書士試験の一週間前です。

今回は、僕が勉強不足の中で臨んだ行政書士試験受験時にとった最後の戦略についてつぶやきます。



どんな資格試験も時間配分が一丁目一番地


僕が資格試験受験の後で一番避けたい感想が「時間がなかった」というもの。

これは絶対に避けたい


なぜなら資格試験のミッションは、「出題範囲の問題を制限時間内に合格水準まで正答する」事だから

そのために必要なのは、①出題範囲の理解と②時間管理の訓練

確かに当該資格試験の本分は①なのですが、②はあらゆる資格試験で共通するミッションな訳です。

その②時間管理がおざなりにされている事が多いのではないでしょうか

出題形式や範囲毎などで時間を配分し解答する必要があります

詳しくは別記事で。








「行政書士試験は何を捨てるか」を決めないとダメ

さて行政書士試験ですが...

その問題用紙はびっくりするぐらい分厚くて、もはや1冊の本!

択一の1問がA4用紙1ページに渡ったりします。


読むスピードはある程度訓練で向上しますが、持って生まれたものがあるのも事実。

僕の場合、平均より読むスピードが遅く、いくら訓練しても行政書士試験の問題を全部読んで解答するのは無理に思えました。


そんな時、仕事で僕の会社の窓口に来ていた行政書士の先生が言いました。

「行政書士試験は何をすてるかを決めないといけない」

この言葉を聞いて僕は少し安心しました。

「そうか、全部解答しなくてもいいんや ! 」

そして自分なりの戦略を立てました。





僕が決めた「何を捨てるか」


具体的には、最後まで克服できなかった苦手分野は捨てる事にしました。


① 「文章理解」は捨てる

② 「商法・会社法」は捨てる

③ 「多肢選択」も捨てる


「文章理解」はテクニックを身に着ければ良いのでしょうが、僕は手を付けられませんでした。

潔く捨てる事にしました。

「商法・会社法」も複雑で頭の中で整理をつけられないまま本試験になってしまい、あきらめました。

「多肢選択」はかかる時間の割に配転が低いので、捨てるというより後回しにする事にしました。





選択式問題はまとめてマーク


僕は選択式の問題は「まとめてマーク」で受験します。色々試してみて、この方が効率が良いと判断したためで、アラフィフで受験した試験はすべてこの方法です。

但し、前提条件として「時間配分」ができている事、注意点としてマークがズレないようにする事。


詳細は別記事で








解答順序もしっかり固める


本試験解答順序も重要です。僕は大抵の試験は問1から解答していません。


行政書士試験の場合は、こんな感じで進めました。

全て時間を配分しています。


① 記述式問題のキーワードを確認する

② 一般知識を解答する

③ 憲法・行政法・民法の順で五肢択一を解答する

④ 記述式を解答する

⑤ まとめてマーク (商法等未解答分は適当に)

⑥ 余り時間で商法等を解答、マークを都度修正する

⑦ 5分前に終了し、もう一度マークにズレがないか見直す



この部分で強調したいのは①の記述式問題の確認です。

まず最初に確認する事で、先に解答する選択式の問題を読んでいる間にも記述式のキーワードに関する部分がないか自然に考えるようになる事を狙っています。

そして記述式解答までに頭の中から少しでも多くインプットしていた知識が引き出されている事も狙っています。

また、最初の記述式確認時に解答に関するキーワードが浮かんでいたら、その場で問題の横にメモしておく事も大切です

その他別記事で









合格をお祈りしています


ここで紹介したのは、あくまで私の場合です。

あなたに合った方法があれば、その方法が一番です。

これまでの努力が実るようお祈りしています。



最後までご覧頂きありがとうございました。



北河内 学