土曜の朝、いつも通り家の裏の畑を見に行ったら、イノシシの痕跡がありました。
毎年ののことで、いい加減電柵をすればいいのですが、今年は少ないからこないだろうと思っていたところが甘かったです。
でもいつも荒らされてから思うのですが、山からはそこそこの距離があるのでよくくるなぁと思っています。
そして、たぶん、くるうちの何頭かは間違いなく捕獲しているわけで、同じ個体ではないのに同じようにたどり着くのはなぜなのか?本当に不思議です。
じゃあ家の裏に罠を仕掛ければいいでしょと思うでしょうが、年に1度か2度しかこないので非常に効率が悪く、しかも箱罠の場合は餌で誘引するので頻繁にやってくるようになると環境が悪くなりそうでしないようにしているというのもあります。
電柵も子どもによくないなぁと躊躇しています。
それで昨日は、家の近くの罠の餌を交換したり、仕掛けも少し考えてみたのですが、捕獲には至りませんでした。まぁそんなもんでしょうと思っているところです。
土曜の夕方に師匠から電話がきて、一頭捕獲したから止め刺しをしてほしいとの依頼がありました。
それで、日曜の朝に行って、仕留めてきました。
ついたらよろよろでこちらを向いて鳴いていました。
イノシシにとって人に対して鳴くという行為は、降参したとか助けてほしいとかいう意味だそうです。知っていたのでやはりかわいそうな気持ちにはなりました。
でも仕留めました。
猟の始まりは今年はどうだろうと思っているのですが、始まってみると今年も同じかもと思います。繰り返されることがいいことか、いや、食べたり有効活用しないうちはこういった行為はよくないのだと思っています。猟師の本来やることではないですね。もっと考えなくちゃいけないですね。