ミカラ・ペトリ/バッハ:リコーダー・ソナタ集 発売記念 ミニ・コンサート&サイン会 タワーレコード渋谷店7Fイベントスペース 2019年12月5日(木) ミカラ・ペトリ/バッハ:リコーダー・ソナタ集 発売記念 ミニ・コンサート&サイン会 タワーレコード渋谷店7Fイベントスペース ミカラ・ペトリ/バッハ:リコーダー・ソナタ集 発売記念 ミニ・コンサート&サイン会 タワーレコード渋谷店

 

12/5(木)はタワーレコード渋谷へミカラ・ペトリ バッハ:リコーダー・ソナタ集リリースイベントを観に行きました。リコーダー奏者ミカラ・ペトリの「バッハ:リコーダー、チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ」のCDリリースを記念して行われたミニライブ&サイン会でした。私的にミカラ・ペトリは1990年代初めくらいにCDを聴いていたのですが今回初観覧でした。イベントはタワーレコード渋谷店7Fクラシックのコーナーのグランドピアノが置いてあるイベントスペースで行われました。

定刻40分前くらいからリコーダーのミカラ・ペトリとギター伴奏のラース・ハンニバルが楽器を取り出して10数分ほどサウンドチェックを行いました。
20席ほど置かれた椅子に着席し、CDがBGMに流れるなか開演を待ちました。定刻が近づくと観客で席が埋まりました。立ち見の方もいらっしゃったようでした。

定刻19時の1分少し前くらいにミカラ・ペトリとラース・ハンニバルが登場。ミニライブはミカラ・ペトリが英語でトークをして日本人の女性通訳を介して曲紹介しながら進められました。
曲はまずNew Album収録のバッハ:リコーダー・ソナタ集から「ソナタ ハ長調 BWV1033」。茶色のテナーレコーダーで第1~4楽章をギターの伴奏とともにさまざまにテンポを変えながらリズミカルに吹きました。
2曲以降はAlbum以外の自身のレパートリーから演奏。黒の小さいソプラニーノリコーダーに持ち替えて「オーストリア民謡による変奏曲」を高い音で軽快なリズムからさまざまなテンポで自由自在に吹きました。次にもっとも大きなバスリコーダーに持ち替えてデンマーク民謡の「森の深い静けさ」をソフトな低音のゆったりとしたリズムでほのぼのとした曲を吹きました。ここでギター伴奏がいったん席を立ち、ソプラニーノリコーダーのソロでデンマーク民謡から「マッズ・ドス」による変奏曲。リコーダーを吹きながらハミングしたり、グリサンドやタンギングしたりしてさまざまなテクニックを駆使して演奏しました。
ギター伴奏者が戻り、本編最後はグリーグの4つの小品「スプリング・ダンス」,「沼地を越えて」,「妖精のおどり」,「つまづき踊り」。リコーダーを取り替えながら演奏し、リズミカルなソプラノから伸びやかなテナー、ゆったりとしたソプラノからテンポを上げ、そして最後にソプラニーノリコーダーで高い音の速いフレーズを吹きました。

観客の拍手に応えてもう1曲Encoreとしてクリスティアンセンの『ガーデン・パーティ』から 「第4曲:セキレイとカッコウ」を演奏。セキレイをソプラノでカッコウをテナーで鳴き声を交互に吹いて観客を楽しませました。
万雷の拍手に伴奏者とともにお辞儀をしてそれに応えました。37分ほどのミニライブの後サイン会が行われ、多数の方が参加されました。

楽器を取り替えながらさまざまな演奏を聴かせてくれたミニライブで、リコーダーの美しい音色を存分に堪能しました。

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ミカラ・ペトリ/バッハ:リコーダー・ソナタ集 発売記念 ミニ・コンサート&サイン会
2019.12.5(Thu)
@タワーレコード渋谷店7Fイベントスペース

【出演】
ミカラ・ペトリ リコーダー
ラース・ハンニバル ガットギター

【プログラム】
バッハ:リコーダー・ソナタ集 ソナタ ハ長調 BWV1033
 Ⅰ.アンダンテ-プレスト
 Ⅱ.アレグロ
 Ⅲ.アダージョ
 Ⅳ.メニュエットⅠ&Ⅱ
シャインディースト:オーストリア民謡による変奏曲
森の深い静けさ(デンマーク民謡)
デンマーク民謡「マッズ・ドス」による変奏曲(リコーダー・ソロ)
グリーグ :4つの小品
 スプリング・ダンス
 沼地を越えて
 妖精のおどり
 つまづき踊り
[Encore]
クリスティアンセン: ガーデン・パーティ
 第4曲:セキレイとカッコウ



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