平原綾香 プレミアム コンサート 2020 ザ・リリックス@ワウワウメンバーズオンデマンド先行生配信 2020年9月13日(日)

 

9/13(日)は平原綾香 Premium Concert 2020~The Lyrics~の生配信ライブを観ました。オーチャードホールにて感染拡大予防の取り組みを講じた上で二日間行われた平原綾香のプレミアムコンサートの2日目公演の先行生配信でした。私的に平原綾香の生のライブは今年2月に兵庫県伊丹市の東リホールに見に行って以来でした。

配信はWOWOWメンバーズオンデマンドで行われました。スマホアプリに登録アカウントでアクセス。定刻16時半を1分過ぎて配信が始まり、幕が開いて平原綾香が白いドレスに同色の上着を羽織って登場。コンサートは真ん中に休憩を挟んだ2部構成で行われました。
第1部の1曲目は「スタート・ライン」。演奏者が見えないのにオーケストラやコーラスが入っていたので音はカラオケTrackと思われます。壮大なサウンドをバックに伸びやかに歌い上げました。次にアカペラで歌い始めて、2曲目「スマイル スマイル」から生の楽器演奏が加わりました。サポートはDrumsの則竹裕之、Guitar兼Celloの伊藤ハルトシ、Pianoの扇谷研人のお馴染みのメンバーの他、Bassは土井孝幸が務めました。平原綾香はPianoやWood bass、アコギなどの生楽器の演奏をバックに、低い声から高い声まで広い音域を使って歌いました。続いて、シンセやエレキGuitarとBassの演奏をバックに「5つの魔法」を1から5までのカウントしながらハミングファルセットもまじえるなど軽やかに歌いました。

ここからは椅子に腰かけて「いのちの名前」をリリカルなイントロから始まるピアノ一本の伴奏でソフトな声で伸びやかに歌いました。再びリリカルなPianoのイントロで始まってシンバルやWood bass、Celloが加わるスローな演奏で「ソメイヨシノ」をソフトな声で情緒豊かに歌いました。

画面下に"一部海外楽曲は著作権手続きが間に合わず映像のみの配信になります"とテロップ表示され、ここから2曲は無音で映像のみ。Chick Coreaの「アランフェス協奏曲~Spain」ではガットGuitarの演奏で始まり、平原綾香は、上着を脱いで左右のボディーラインに沿って黒い縦のラインが入った白地のドレス姿で立ち上がった平原綾香とDrumsの掛け合いをし、その後CelloとContrabass、Pianoが加わって演奏していました。Drums、エレキのGuitarとBass、Keyboardのソロ演奏に続いてPharrell Williamsの「HAPPY」を平原綾香はハンドマイクを手にステージを左右に動いて体でリズムを取りながら歌っていました。

ここで音声が戻って、次の曲は2017年に初演され、今年11月に再演予定の平原綾香がCarol King役を演じる日本版ミュージカル『ビューティフル』から「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」の日本語Version。スローなグルーブ感のある演奏に平原綾香は強くソウルフルな声で歌い上げました。
"コンサートができることが幸せ"と語って、第1部最後の曲は「明日」。スローなPianoの伴奏でソフトに歌い始めて、シンバルなど生楽器が加わるなか伸びやかに歌い、Celloの美しいソロ演奏を交えて聴かせました。このメンバーの出演はここまでと断りを入れてメンバー紹介をしてステージを下がりました。

24分ほど休憩を挟んで、ピンクのドレスで登場し第2部がスタート。"著作権の都合によりこの配信は映像のみ"とテロップが出るなか、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』からバラード曲「Never Enough」を歌いました。再び音声が戻って「おひさま~大切なあなたへ」を壮大なサウンドをバックに伸びやかに歌いました。

曲間のトークで、"第2部は訳あって事前収録の音源(カラオケ)を使って歌います"と申し開きがありました。

そしてここからはリクエストが多い曲のメドレーへ。前半は初期のオリジナルナンバー。
琴やアコギ、シンセのサウンドをバックに「Reset」をしっかりとした声で伸びやかに歌い上げました。二胡の音色の入った打ち込みのリズムに合わせて「はじまりの風」をリズミカルに歌いました。フィドルやアコギの入った爽快なサウンドで「虹の予感」をしっかりとした声で軽快に歌いました。後半は海外ミュージカルナンバー。『メリー・ポピンズ』から「Supercalifragilisticexpialidocious」、『ラブ・ネバー・ダイ』からタイトル曲の「Love Never Dies~愛は死なず~」を"著作権の都合により映像のみ"で配信されました。

トークだけ音声が戻り、オーチャードホールに帰ってこられて触れしいと語って、今年5月のオンラインで行われた『TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM』にリモート出演した時のナンバーでRandy Newmanのカバー「Feel Like Home」。"著作権の都合により映像のみ"で配信されました。(Tokyo JazzのYouTubeチャンネルではその時の音と映像が配信されています。)

これ以降は音声が戻って自身の楽曲へ。風を受けながら疾走感のあるサウンドをバックに「アリア-Air-」をしっかりした低音の声からファルセットを交えた伸びやかな高音まで幅広い声域を使って歌いました。PianoやContrabass、アコギのサウンドをバックにバラード曲「Who I am -未来の私へ-」をスタンドマイクの前に立ちスポットライトを浴びながら、ソフトな高域の声で伸びやかに歌いました。

The Lyricsと題した歌詞にフォーカスした公演について語り、心の豊かさを持ち続けたいと想いを語りました。

本編最後の曲は「BLESSING 祝福」。シンセにPianoやアコギなど生楽器を入れたスローテンポのサウンドをバックにしっかりとした声で伸びやかに歌いました。

観客のEncoreの拍手に応えて、白っぽいグッズのTシャツとクリーム色のミニスカートに衣装替えして登場。恒例の物販紹介のコーナー。9/30(水)にリリースされる昨年のツアーと新曲「MOSHIMO」のメイキングの映像を収めたBlu-rayやTシャツ、バッグなどのグッズ紹介のほか、TwitterとTouTubeで公開しているMOSHIMO Projectが紹介されました。

ミャンマー語versionがミャンマーで1位になった新曲「MOSHIMO」の日本語versionをカラオケのサウンドでリズミカルに歌いました。
来年に延期されたMOSHIMOツアーでの再会を願い、来場者と視聴者への感謝の気持ちを伝えて、最後の曲は代表曲の「Jupiter」。シンセの重厚なサウンドをバックに、平原綾香は伸びやかに歌い上げました。、ミュージックビデオの映像も一部挿入されるなか、風を受けて歌う姿がて映し出されました。

歌い終えると観客に深々とお辞儀をし、最後にオフマイクで"ありがとうございました"とあいさつをしてコンサートを締めくくりました。

一部の歌声が楽曲の権利の関係で今回は配信されませんでしたが、11月のWOWOWライブにて放送予定とのことです。

一部聞けなかった曲もあったものの、豊かな表現力で音域の広い平原綾香ならではの歌声を聴くことができ、充分満足しました。

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平原綾香 Premium Concert 2020 ~The Lyrics~
2020.9.13(Sun)
@オーチャードホールから生配信

【メンバー】
平原綾香 Vocal
則竹裕之 Drums (第1部のみ)
土井孝幸 Bass (第1部のみ)
伊藤ハルトシ Guitar/Cello (第1部のみ)
扇谷研人 Piano/Keyboard (第1部のみ)
*第2部以降はカラオケTrack使用

【セットリスト】
=第1部=
スタート・ライン
スマイル スマイル
5つの魔法
いのちの名前
ソメイヨシノ
アランフェス協奏曲~Spain
HAPPY
(You Make Me Feel Like) A Natural Woman
明日

-Intermission-

=第2部=
Never Enough
おひさま~大切なあなたへ

<メドレー>
Reset
はじまりの風
虹の予感
Supercalifragilisticexpialidocious
Love Never Dies~愛は死なず~

Feel Like Home
アリア-Air- 
Who I am -未来の私へ-
BLESSING 祝福

=Encore=
MOSHIMO(日本語version)
Jupiter


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