2019年02月12日
認知症とDV
こんにちは( =^ω^)
先週末の雪もさいたまは
積もらずホッとしました
去年は利用者さんが雪かき中に転倒したりして
大きなケガをしなかったものの
雪が降るとまた転倒事故増えないかと想像してヒヤヒヤします
転倒事故といえば、
去年の2月にお陽さまデイサービスに来所された認知症の
利用者Tさん(81歳男性)の顔に大きなアザがありTさんにどうしたのか
聞いても
「わからない、覚えてない」ということがあったことを
ふと思い出したので
書きますね。
相談員がTさんの奥さんに電話をかけて聞いてみたところ、自宅でTさんが1人で
留守番中に転倒されたみたいで
奥さんが帰宅した時は
もう顔が腫れていて、転んだことを自分で覚えてないようだと言われたそうです。
Tさんはアルツハイマー型認知症とはいっても軽い症状で
1人で留守番できるくらい日常の動作は自立できていて
デイサービスで転ぶことも無く
足どりもしっかりしているので自宅で転んだりすることもあまり無さそうなのに
最近はよく顔にアザを作ってくることが多く
デイサービスの入浴介助の際も
体にアザがみつかることが頻繁に
ありました。
体のアザを見つけた時にもどうしてアザができたのか聞いてみると
「かみさんに杖で叩かれた」と言う時もありました。
認知症の方の発言なので
そのまま鵜呑みにはできないですし
Tさんはお子さんはいなくて
奥さんと二人暮らしで
奧さんは高齢で小柄な方なので
Tさんに暴力を振るってるとも
考えにくいのです…
施設からケアマネにそういったアザやケガの報告をした後で、ケアマネや施設長や婦長と奥さんと
今後の介護について話し合いをしたそうです。
奥さんは軽い精神疾患があって持病が重いこともあり、今後自分で介護をしていくことは困難そうだと話をされたそうで、Tさんは特養老人ホームに入る申請手続きをするようにケアマネからすすめられたそうです。
ちょうど新しい特養老人ホームに空きがあり、Tさんは案外早く特養老人ホームに入ることができました。
Tさんが言ってたように
奥さんのDVだったかは
わからないのですし
特養老人ホームの入所が
Tさんと奥さんの本意だとも限らないのですが
老老介護で切羽つまった状態は確かだったので
施設に長期入所できて
奥さんもTさんもお互いにラクになり最悪の事態を避けられたのではないかと
推測しています。
あくまでも推測ですが…
家庭内のことは
他人には
伺い知れないとも思いますし
施設入所が、最善とも言えないですが
本人たちが明らかに苦悩していることなら、
専門職が介入していって、話し合いができる情報の共有と
連携体制がぜったい必要と感じます。
大きなお世話と言われても
高齢者の深刻な事案の傾聴、報告は今後もしっかりしていきたいです
長文を読んでいただき
ありがとうございました
ではまたー(* ´ ▽ ` *)
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