2019年09月17日
ネタバレ☆映画「人間失格」
ハロー皆さま!
文学の秋ですねー((o(^∇^)o))
先週末は
蜷川実花監督 小栗旬主演の
映画「人間失格」
太宰治と3人の女たち
を観てきました
脚本も演技も、演出もよかった️!
感動しました
ネタバレです!
結末を知りたくない人は読まないでくださいね☆
ふふふ
劇場版特別パンフも買っちゃった
きっと語り尽くされているのでしょうが
蜷川実花監督は
花と色彩の使い方が
絶妙にうまいですねぇ
あと華ある役者を使うのも上手
宮沢りえも
沢尻えりかも
二階堂ふみも各々に
主役を食いそうな魅力をふりまいています!
津島美知子(正妻)宮沢りえ
太宰治に「おまえを一番愛してました」
と言わせしめた
先生に尊重された女性です。
ヴィヨンの妻のネタの女性でもあります。
太田静子(愛人)沢尻エリカ
前向きで野心的な女性
小説、斜陽のネタになった日記を書いた方です。
山崎富江(愛人)二階堂ふみ
依存的な愛人
心中相手
死を連想するような富栄さんの表情を描きたかったんだけど、妖魔っぽくなってしまった
実際の富栄さんはとても美人さんです
人間失格を執筆する太宰先生の傍らで作品を支えた女性。
この方のお陰で
人間失格が書けたのだとしたら
太宰先生にとっての一番の
ミューズはこの人だよ
だって「人間失格」は題名のネーミングからして
一番インパクトがあって、興味深いし、今でもめちゃ売れてるんだから。
映画の中の太宰治は
共依存な愛人の狂気に流されて、うっかり心中しちゃうような間抜けな天才作家って感じで
人柄が憎めません。
映画見た直後は
病苦からも逃げたかったのだろうし……かわいそうだと思わず同情してたけど
よく考えてみると
前に読んだ伝記に書いてあった話では
太宰先生は入水自殺する前に睡眠薬を飲んでいて意識が無かったらしく死に顔は安らかだったとか…
反対に富栄は死ぬ直前まではっきり意識があり苦悶に満ちた死に顔だったらしいです。
眠った自分を背負わせて
富栄だけに死の苦しみを味あわせるって、先生ひどいよ
人間失格だよー
それともどうしても心中したかった富栄に一服盛られたとか?
なーんて
太宰ファンは
つい先生の肩を持ってしまう( *´艸`)
真実は当人しかわからない
闇の中ですからね。
作品も作者伝説も
何度も映画化されドラマ化され100年経っても
褪せない魅力
太宰治は文學界のスーパースターですねぇ
たまには映画館で映画を見るのもいいね
ではまたね
あ、おまけの坂口安吾先生↓
安吾役の藤原竜也の珠玉演技と脇役に
徹するぜーたくな使われ方も
必見です
どうか、ぽちをお願い
いたします↓
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タグ:二階堂ふみ
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