昨日は、白内障手術を10件行いました。
全員問題無く行いました。

午後は来週以降の手術予定の方々に説明をして、
夜は東京慈恵会医科大学柏病院の講演会に行きました。

特別講演で千葉大学眼科の先生の硝子体手術の話を聞けて良かったです。

強度近視、というより病的近視に伴う、黄斑円孔、黄斑円孔網膜剥離は、
普通に硝子体手術を行っても、円孔の閉鎖や網膜復位が難しいのですが、
黄斑バックル、黄斑プロンベ、耳側強膜短縮術の話をされていて、
なかなか聞ける話じゃないので、貴重でした。

他でも強膜短縮の話は聞いたことがありましたが、
病的近視は眼軸長が長過ぎるために、上記のことが起こるので、
理にかなったことだと改めて思いました。
かなりリスキーな手術なので、簡単にスタンダードになるような手術ではありませんが、
時に必要な術式として考えておかないといけないかも知れません。