アジサイ眼科


アジサイ眼科

Ajisai Ophthalmology Clinic

緑内障の目薬を無くすとヤバい

毎日目薬をしてないと見えなくなってヤバいよって普通の話ではなくて、


保険診療で、目薬をもらっている場合、


短期間で、想定よりも多くの本数の目薬は、保険診療で問題になります。


緑内障の目薬は、両眼に使っても、1本で1ヶ月持つように設計されています。


しかも、緑内障の目薬は、1本:2000円~3000円する結構高い薬なのです。


1割負担だと、200円~300円なので、高い薬の意識は無いかもしれません。


しかし、そのように保険診療で薬をもらっている場合、


患者さんは大してお金を払っていません。


大部分は、我々が支払った税金で賄われています。



保険診療でもらった薬は、自分のものだと思ってはいけません。



税金を払ったみんなのものです。



そのため、緑内障の目薬を5本処方する場合、
患者さんは、5ヶ月持たせなくてはいけません。


無くした、1回に2滴以上使って早く無くなった、はダメです。


5本処方したのに、1ヶ月後に、また5本は、保険診療では認められません。


支払基金は、このように言います。



「無くした薬の処方は、自費です。」



自費ならば、保険診療には迷惑を掛けないので、全く問題ありません。
1本3000円の目薬を5本を、15000円払って買うのなら、問題無いです。
その場合、再診料、処方箋料も自費になりますので、
それだけで1000円~4000円掛かるのもご了承下さい。


値段に幅がある理由は、
休日は、初診料も、再診料も高くなるからです。


休日とは、「日曜日および国民の祝日、1月2日~3日、12月29日~31日」
を指します。