サラリーマンに大人気「転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方」を徹底レビュー!転職と副業で年収5000万円になるノウハウが分かる

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次世代のサラリーマンは給料と副業の合算で勝負する

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本業年収1,000万、副業年収4,000万を稼ぐサラリーマン

給料が少ないから会社を辞めてフリーランスで稼ぐ。

”脱社畜”から”フリーランス”を唱えていた大物ブロガーが最近、減収に直面し、その主張の説得力が薄れてきました。

というのも、長い人生を考えると、フリーで20年、30年、40年と安定的に稼ぎ続けることは決して楽ではないからです。

数億円稼いだ人でも急激な減収に直面するわけですから、凡人は長い人生を長期的視点でマネジメントする思考を持たなければいけません。

その意味で、お手本のようなサラリーマンが存在します。

最近、Amazonの総合ランキングで1位となった『転職と副業のかけ算-生涯年収を最大化する生き方-』を購入したのですが、その著者motoさんは多くのサラリーマンにとって参考になる生き方を実践していると感じました。

motoさんは現在、会社員と副業で年収5000万円を稼ぐサラリーマンです。

年収5000万円の内訳は、本業(サラリーマン)が1000万円、副業が4000万円。副業収入が給料の4倍と大幅に上回っています。

それでも、motoさんはサラリーマンを辞めていません。

「4000万円も副業収入があるなら、ストレスの多い会社員は辞めて自由に生きたらいいのではないか?」

こんな疑問を抱く人もいるかもしれません。では、なぜ、motoさんはサラリーマンを辞めないのでしょうか?

今回は、『転職と副業のかけ算-生涯年収を最大化する生き方-』を徹底レビューしたいと思います。

考え方次第で誰でも安定したサラリーマンになれる!

給料と副業で年収5000万円を稼ぐmotoさんは、どんな人なのか?

それだけ稼いでいるのですから、相当なエリートなのでしょうか?

アマゾンの著者紹介は次の通りです。

長野県出身の32歳。新卒で地方ホームセンターに入社し、レジ打ちからキャリアをスタート。現在は広告ベンチャーで営業部長をする傍ら、Twitter、ブログ、note、voicyなどを通じて独自のキャリア論を発信しています。4度の転職によって、会社員として年収240万→年収1000万を実現したノウハウ、副業年収4000万円を稼ぐメソッド、さらに「本業」で成果を出すための仕事論などが多くの支持を集め、Twitterのフォロワーは約1年で5万人を突破。インタビュー記事がTwitterで日本のトレンドに入るなど、今、最も注目されているサラリーマンの一人です。(出典:Amazon)

motoさんは短大を卒業後、地方のホームセンターのレジ打ちからスタートして4回転職を経験しています。

一方で、ネットを中心とした副業を実践して、現在は年収4000万円という社長級の副収入を稼いでいます。

いまや、大手企業に就職できたからといって、一生安泰ではなくなりました。

40代以上の中高年サラリーマンはリストラ不安、20〜30代はストレスやうつ病、近い将来は終身雇用制度の完全形骸化など、前途多難な時代になりました。

そんな中で、motoさんはひとつの企業に滅私奉公せず、4度の転職を重ね、年収240万円から1000万円まで着実に給料を増やしました。

なぜ、motoさんは転職によって着実に給料を増やすことができたのでしょうか?

そこには、なるほどと感じる考え方がありました。

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motoさんの転職経験とサラリーマン論は必見!

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給料を確実にアップする「軸ずらし転職」

私も転職経験がありますが、『転職と副業のかけ算-生涯年収を最大化する生き方-』を読んで、「なるほど、そういうことだったのか」と気付かされたことがあります。

motoさんが4度の転職で年収240万円から1000万円に給料をアップできたのは「軸ずらし転職」を心がけたからです。

「軸ずらし転職」とは、年収の高い「業界」か「職種」に軸をずらしながら転職する方法です。

サラリーマンの年収は「業界×職種」で大枠が決まります。そのどちらか軸をずらすことが給料を増やす秘訣だといいます。

motoさんの場合、職種は「営業」のままで、新卒1社目は小売業界、2〜3社目は人材業界、4社目はIT業界、5社目は広告業界と、平均年収の高い業界に軸をずらしながら給料を増やしました。

著書で、彼は次のように強調しています。

「大手企業に所属していること」と「大手企業で自分がサバイブできること」は全く別の話です。企業の看板を錯覚資産として利用するのはいいですが、「大手企業にいる=自分は安定している」と、自分自身が錯覚してしまうのは非常に危険だと思います。

そして、motoさんは「企業に依存しないサラリーマンになれ」と呼びかけています。

企業に依存しないサラリーマンを呼びかけるmotoさんが、なぜ、4000万円もの副収入がありながら、サラリーマンを辞めないのか?

その理由がわかると、彼が「本当の安定」を追求していることが分かってきます。

副業にはサラリーマンという本業の経験が必要不可欠

本書のタイトルは「転職と副業のかけ算-生涯年収を最大化する生き方」です。

転職と副業のかけ算?

分かるようで分からないタイトルですが、読み進むうちに、何を言いたいのか、理解できるようになります。

そして、年収4000万円もの副収入がありながら、サラリーマンを辞めない理由も解明されてきます。

motoさんはサラリーマン生活や転職活動はブログなど副業に必要不可欠なコンテンツ素材だと考えています。

motoさんの副業は、ブログやTwitter、noteなどが主戦場です。

例えば、motoさん自身の転職経験を綴ったブログ「転職アンテナ」は、毎月数千万円のアフィリエイト収入を生み出しています。

自分が転職活動で役立った転職サイトや転職エージェントを紹介したり、面接の際に重要なことなど伝授する内容で、まさに自分自身の経験がブログのコンテンツに役立っている好例です。

私は常々、20代や30代でサラリーマンを辞めるよりも、可能な限り、サラリーマンを続けた方が、その経験がブログのコンテンツづくりに役立つと述べてきました。

motoさんは、まさに、それを戦略的に意識しているともいえます。

サラリーマン時代の経験と副業は、まさに掛け算の関係なのです。

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「転職と副業のかけ算」の読書を推奨する理由

motoさんはサラリーマンの安定について、次のように述べています。

ではあなたは、もし明日、会社に出勤して、上司からクビを宣告されても「わかりました。では次に行きます」と言える状態になっているでしょうか。「自分はいつだって転職できる」「どんな環境でも、自分でお金を稼げる」「給料以外に収入がある」という状態を実現していくことが「本当の安定」に繋がります。

私は自分の生き方を考えるとき、最も役に立つのは他人の経験だと考えています。

いろいろな成功体験や失敗談は、まさに経験知の宝庫です。

読書は、他人の経験を短時間で疑似体験できるわけで、まさに格安な人生体験ともいえます。

サラリーマンにとって、どんな生き方が正解なのか最適解が見えない難しい時代になりました。

本書は生涯年収を最大化するための姿勢だけでなく、転職エージェントの活用や履歴書の書き方、面接の心得、さらにはブログの稼ぎ方やTwitterブランディングの方法など副業ノウハウも盛りだくさんです。

読み終えて最も感じたのは、本書「転職と副業のかけ算-生涯年収を最大化する生き方」は、多くのサラリーマンに役立つ人生の実用書だということです。

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