「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

巨人、哀れ!

2020年11月24日 | 独り言

別に巨人ファンでもないのだが家内のご機嫌が悪くなるのだけは困る(笑)。

昨年の日本シリ~ズでソフトバンクにあえなく「4連敗」を喫した巨人だが、今年(2020年)は「ほぼ互角かな」と思っていたらやはり見通しが甘かった。

周知のとおり1戦目「5対1」、2戦目「13対2」と大差で連敗。まったく歯が立たず、こりゃ今年もダメだ~(笑)。

基本的な原因は「セとパ」の実力差にあると思うが、これだけ違うのなら、両リーグから3チームづつ毎年入れ換えという抜本的な対策を取ったらどうだろうか。

たとえば、2位、4位、6位同士をそっくり交換すると毎年新鮮味が出てきて楽しくなる。いつまでも「巨人人気」に頼って観客動員数ばかり気にしていたらダメだね。

それにしても「ソフトバンク」の強さの秘密は何だろう。

さっそく我がブログの過去記事ランキングにも「プロ野球ソフトバンクの強さの秘密」が圧倒的なアクセス数で登場してきた。どうやら検索サイトの上位に位置しているらしい。

折角なのでその過去記事をご参考までに再掲させていただこう。

大いに熱戦を期待していたプロ野球「日本シリーズ」も、あっけなくソフトバンクの圧勝(4連勝)で終わった。

大の巨人ファンである家内も口惜しさを通り越して、もはやその弱さに呆れ果てている始末(笑)。

「球界の盟主」としてのプライドを木っ端みじんに打ち砕かれた巨人は、これから1年間「俺たちは弱いんだ」と刻み込まれた十字架を背にしてプレイしなければならない。可哀そうに~(笑)。

それにしても「ソフトバンク」の強さはいったいどこに由来しているんだろうか。

どうも選手たちの単なる「投攻守の技術」以前の基本的な問題がありそうな気がして仕方がない。

折りしも「高校の同窓生ネットクラブ」に「T君」が次のように投稿していたのでご了解のもとに紹介させてもらおう。

1 資金力

ホークスの強さを語るうえで第一に資金力は外せないポイント。親会社であるソフトバンクの経営が順調であることから選手獲得に資金を惜しまないのが特徴的です。

「いい選手を取るためには資金を惜しまない」というスタンスだからこそ、メジャー帰りの選手や外国人助っ人の獲得も積極的に行いチーム力の増加に繋がっています。

また、オーナーの孫正義氏は”金は出すが口は出さない”という完全現場主義の人間。オーナーが球団の方針を握っている他球団とは異なり、野球のことは監督・コーチを含めた専門職に一任しているため、チーム内に軋轢が生まれることもない。

選手の年棒総額は55.9億円で12球団の中で1位です。2位は巨人の51.9億円です。

2 独自のスカウティング

近年、ホークスのスカウトは独自路線を貫いています。メジャーリーグで実績のあるベテラン選手ではなく、日本野球に適応できそうな選手を多く助っ人として迎え入れているのです。

代表的な例が昨年のデヴューから14連勝を記録したバンデンハーク投手。メジャーでは 良い成績を残せなかったものの、韓国リーグで才能が開花したバンデンハークを真っ先に獲りにいったのです。

また現在セットアッパーで活躍しているスアレス投手のスカウトも驚きのものでした。2015年にメキシカン・リーグで登板するまで草野球の経験しかなかったスアレス投手に対して白羽の矢を立てたのです。

資金力だけじゃなく逸材を見抜く力が相俟ってチーム力増加に繋がっている。

3 3軍制度

選手層の厚いホークスの中で若手選手は2軍での出場すら確約されません。2015年にはウェスタンリーグで4連覇を果たすほど2軍でも圧倒的な力を誇っています。

ホークスの2軍には「他球団に行けばレギュラーを獲得できる可能性もある選手が山ほどいる」とも言われているため、完全なる育成を2軍で行うことは出来ないのです。

そんな中で導入されたのが3軍制度です。高校卒の若手や育成指名された選手が地方リーグ・社会人チームなどと試合を行い「経験を積む」ことが可能になっています。

これによって試合機会をより多く与え、結果を残せば2軍に上がれるようになります。また2軍の選手もいつ3軍と入れ替えられるかわからない緊張感の中、日々の練習に臨まなくてはならないというわけ。

新幹線の筑後船小屋駅の近くに2軍用、3軍用の設備が整っている。

4 生え抜きの育成

資金力や助っ人の活躍にスポットが当たりがちになるホークスですが、現在のスターティングメンバーのラインナップを見てみるとほとんどが生え抜きの選手であることがわかる。

これは前述した3軍制度にも関係があるでしょう。千賀、甲斐、牧原、飯田、山田、二保といった一軍に顔を見せ始めている選手も元々は育成出身。

3軍でプレーを続け、実力を付けた後に1軍入りを果たしたのです。

育成により選手層が厚くなったため、怪我などのアクシデントが起きてもすぐに代わりの選手が活躍できる体制が整っており、日替わりのヒーローが登場するのも現在ホークスが強い理由。

5 工藤監督の徹底した選手管理

現在ホークスを率いる工藤監督は選手の健康管理を徹底しています。12球団でいちばん過酷とも言われているキャンプに入るまでの自主トレ期間にも、各選手に課題を出すなどして管理しており、初日に行われる体力テストで規定の数値に達しないと即B組スタートを命じられるとのこと。

休日に関しても疲れを取ることに専念してほしいという思いから基本的に休日返上練習を認めていないそうです。

工藤監督はシーズン中も積極的に2軍施設への視察を行っており、リハビリ中の選手の状態や不調で調整中の選手に関しても自分の目で状態を把握しているとのこと。圧倒的な強さの裏にはこういった細かな選手管理も役立っている。

以上のとおり、実に微に入り細をうがったソフトバンクの強さの分析がなされており、 どれもこれも重要度の点で順番のつけようがないが、自分の推測するところ、強いて挙げればやはり「選手の年棒が手厚いこと」ではなかろうか。

選手のヤル気にもっとも直結するところといえよう。

そして、その年棒の出どころはといえば、一つには「ヤフー・オークションの手数料」ですよね。

ネット情報によると、2013年度のヤフオクの落札額は約「7300億円」で、手数料を仮に「8%」とすると、年間「584億円」もの寺銭が自動的に転がり込んでくる計算になる。(ウィルス対策費は別として)

           

ヤフーは2013年に「福岡ヤフードーム」から「ヤフオクドーム」へ改名しているが、「リサイクルの活用による環境保護の促進」というもっともらしい理由があるものの、建設費から球団の運営費まで「寺銭」に「おんぶにだっこ」という事情がきっと背景にあるに違いない。

ごく、ささやかながら自分も貢献しているはずだ!

とまあ、以上のとおりだが今日(24日)は第三戦。万一、これから巨人が4勝でもするとこのブログもカッコ悪いが、家内のご機嫌が直った方がいいので、どうか勝ってくれえ(笑)。



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