今回も前回に引き続き、
小惑星キロン
についてお伝えしていきます
今回は「なぜ今キロンが大切なのか？」
来たる『水瓶座の時代』に絡めながら
解説していきたいと思います！
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こんにちは。
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🔽前回の記事を読んでからの方が
今回の内容は理解しやすくなります🔽
さてまずはおさらいから。
小惑星キロンとは、
その人の持つ心の傷を表します。
そしてそれは人と比較したことによるもの。
「人と比べて私はこういうところがダメだ」
と感じがちなところと言うことですね。
後は誰かに指摘されることからも。
私のホロスコープ鑑定では、
メンタルや深層心理を良く見るので、
真っ先にチェックする小惑星です。
心の傷と言われると同時に、
別名”才能の宝庫”とも称されるので、
上手く使いこなしたいポイントでもあります。
そこで今回は小惑星キロンについて、
全3回に分けて解説しきたいと思います！
ぜひ今後の参考にしてみてください
『水瓶座の時代』に向けてキロンを見直す理由
前回のケイローンの神話から、
キロンが示す心の傷と言うのは、
誰からも受け入れられない(と思っている)
自分の性質や才能。
才能であると同時に、
捨てきれないアイデンティティ。
その傷をどのように癒して、
そして性質や才能をどう生かすのか？
と言うと、
「自分はこうでなくては」
という拘りや執着を手放した時に、
本当の意味でその才能を使うことが出来る。
このようにお伝えしました。
今回はこの意味を
もう少し深掘りしたいと思います！
まず、
「小惑星キロン」が位置している場所を
もう一度おさらいしてみましょう。
小惑星キロンは、
土星と天王星の間にいます。
じゃあ、土星と天王星は、
それぞれどんな意味があるのでしょう？
土星…社会的役割、社会的集団、責任、規律、安定、確立されたもの(伝統)、コントロール
天王星…新しい仕組み、枠を超える、改革、
反抗、自由、関係ないものの結び付き、発見
土星のエネルギーは、
自分が属している社会の中で、
安定的に生きていく際に
大きな力を発揮します。
責任を果たすのも規律を重んじるのも、
今ある社会やコミュニティに属するため、
なんですね。
そして、
これまでの時代（約2000年間）は、
魚座と乙女座の力が
強く働いていました。
・個人よりも集団
・個性よりも社会性
が重んじられていたため、
土星の概念を中心に社会は動いていました。
一方で、
これからの『水瓶座の時代』は、
水瓶座と獅子座の力が
強く働き始めます。
自己表現、個性、アイデア
の面が強く押し出される。
つまり、
天王星が持つ概念、
枠にとらわれず新しいものを結びつける
地球や社会に新しいものをもたらす
が大きくフューチャーされます。
誤解の無いようにお伝えすると、
土星がもう必要ないってことではありません。
これからの時代も土星の概念は必要です。
と言うより土星の概念なくして、
天王星の概念を発揮することは出来ません。
これについては後半で詳しくお伝えしますね。
さて、
ここで小惑星キロンの話に戻ります。
キロンは土星と天王星の間にいます。
そして、
キロンは心の傷であると同時に、
才能の宝庫です。
個性的な才能を持っているがゆえに、
人や社会との関わりにおいて傷付く、
とも言えます。
ギリシャ神話のケイローンは、
社会やコミュニティのどこにも属さない
という心の傷を抱えていました。
そんな彼は唯一、
神族との繋がりの証として、
不死身の力を持っていましたが、
それを手放さずにいることで、
永遠に苦しみ抜くことになってしまう。
つまり小惑星キロンは、
社会やコミュニティに属することでしか、
自らのアイデンティティを見いだせない、
と言うことが苦しみに繋がる…
ことを示していると考えてられるんです。
私たちは社会の繋がりなしでは
生きていけません。
ですが同時に、
社会のためだけに生きていける訳でもない。
土星の社会的役割の発揮から、天王星の自由な個性の発揮へ。
私たち一人一人が
キロンのテーマをクリアすることで、
社会のためという概念（土星）を超えて、
それぞれ個性で新しい何かを成す（天王星）
と言うことを表している。
キロンが示す才能を受け入れて、
まず自分自身のために使うこと。
その事により、
社会やコミュニティの鎖から解放され、
それが自分の傷を癒すことになる。
それが、
私たちの才能を高みへと押し上げて、
やがては他の人を癒す力にもなる。
小惑星キロンは、
そのプロセスを示しているのです。
＊
『水瓶座の時代』の突入は、
まさに土星の概念から天王星の概念へと
シフトしていくことになるでしょう。
しかし実は、
水瓶座は天王星が守護天体であると同時に、
土星が守護天体でもあるんですね。
社会やコミュニティの枠を知るからこそ(土星)、その枠をどう壊せば良いかわかる(天王星)。
私たちは小惑星キロンによって、
自分の才能が自由に使えない、
社会の枠で阻まれる体験をしますが、
それがあるからこそ本当の自由を知る。
｢自由は責任を伴う｣と良く言いますが、
小惑星キロンを受け入れるプロセスで、
そのバランス感覚を養えるのではないか？
と推察します。
2020年12月22日。
『水瓶座の時代』へ突入しますが、
一気に切り替わる訳ではなく、
過渡期を経て少しずつ変化するでしょう。
新しいものを受け入れるのは、
誰だって怖くて不安なもの。
その最中には葛藤もあると思います。
でもその時に
自由と責任のバランス感覚があれば、
それは強い味方になってくれるはず！
・自分の心の傷と才能
・社会性と個性
この2つを自分の中で折り合いを付ける事が
これからの時代には必要なんです。
＊
今回はここまで
いかがでしたか？
少し哲学的で難しい話だったかもしれません。
ひとまずは、
小惑星キロンの示す性質を
少しずつ受け入れることが
自分のためであり人のためである！
ということを是非覚えておいてください
(ザックリすぎるまとめｗ)
それではまた！
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