それ 認知症かも

認知力の衰えを頑なに否定する年老いた母。それを反面教師に自らのこれからを考える息子。

それでも僕は施設に向かう・・・

 毎週母を見舞いに帰省しているが、前週末はスルーした。

天候が崩れるとの予報で躊躇った、というのが一義的理由。

一方で、

折しも”コロナ”の感染状況が第二段階に移行したとの観測が出始めていたタイミング。天候を押してでも新幹線で、とならなかったこともある。

 

世の中感染、感染でこういう状況ではありますが、

週末となるとスノボーやらスキー板を抱え行き来する人々が始発から目立つ東京駅新幹線改札・・・

新幹線利用者は激減どころかいつもは空席の目立つ指定席が始発から結構埋まっている。

せっかく予定もたて、楽しみにしていたのだからえぇ~い、行っちゃえ!的な感じなのかもしれない?

春節の休暇で日本を訪れた中国の方々も同じだろう。えぇ~い、行っちゃえ!日本へ!、とか えぇ~い、行っちゃえ!xx温泉へ!・・・となってしまうのも人情?

 

f:id:masakahontoni:20200221153825j:plain混み合う新幹線に乗る、どんな人が乗り合わせるのか、は神のみぞ知る・・・だ。


実を言うと、今週明けから私は悩み続けてきた・・・

私一人のことなら如何様にでもなる、対処もできる

が、高齢者集まる施設にインフルだろうがノロだろうが、コロナに限らず、危険なものは施設に持ち込みたくない。そういうリスクがあるなら最小限に留めておきたい。

 

とはいえ、実家を空き家のまま放置するわけにもいかない

メンテ上、防犯上、定期的に帰省する必要はある。

郵便物も管理しなくてはならない・・・

見舞いに間があくと、母の周辺症状などに影響したら・・・

 

新幹線予約席の状況を毎日のようにチェックしているが、

幸い(?)今度の月曜日は祭日。

そのせいか、日曜日の上り(東京着)は空いている。皆さん、首都圏に戻ってくるのは祭日の月曜日、ということなのだろう。

逆に、週末の下り(東京発)は始発から混んでいる・・・

感染騒動の一方で、観光客は人混みも何のその、かねてからの予定通り地方/目的地へ向かう。

 

f:id:masakahontoni:20200220110735j:plain メディアが連日、感染者が更に増加した!とはやし立てる

マスクも そして消毒と名のつく液体も 慌てた民が押し寄せとうの昔にドラッグストアから消えた。

マスクは洗い浚い転売屋(通称転売ヤー?)が買い占め、フリマでは法外な価格が踊っている。

 
f:id:masakahontoni:20200220105701j:plain列車内に限らず、スーパーの食品売り場でさえ全力でくしゃみをしている人(通称おじさん?)によく遭遇する。そんな人に限ってマスクなど当然のようにしていない・・・。

そんなの今に限ったことではない、マスクが手に入るかどうかとは関係なさそうだ。

どうやらマスク装着に積極的なのは「風邪などに感染したくない」、つまりは「風邪などの症状の無い」側の人達であって、

「風邪を引いている」即ち「風邪などの症状がある」・・・にもかかわらずマスクをしない、というのが”よく見かける風景”。

 

「諸症状がある」人がしてこそ効果が期待できるのがマスクなのに・・・。 

マスクの効果

マスクが最も効果を発揮するのは咳やくしゃみのある人がマスクをつけた場合です。風邪やインフルエンザ患者は1回の咳で約10万個、1回のくしゃみで約200万個のウイルスを放出すると言われています。そこで、患者がマスクをつけることでこれらを含んだしぶきによる周囲の汚染を減少させることができるのです。
風邪やインフルエンザに罹らないためにマスクをつけてもその効果は限定的とされています。なぜなら、顔とマスクとの間に隙間がありウイルスを含んだ飛沫の吸入を100%防ぐことはできません。
また、ウイルス自体の粒子径は0.1~0.2μmですが、咳やくしゃみではウイルスに水分やほこりが付着し粒子径は5μm以上とやや大きくなるためすぐに短い距離に落下し、空間をただようことはないからです。
更に、環境や衣類に付着したウイルスが手によって呼吸器に運ばれ感染する場合もありマスクだけで風邪やインフルエンザのウイルスを確実に遮断することはできません。
ただし、風邪やインフルエンザ患者の近くで看病するなど咳やくしゃみのしぶきを直接あびる可能性がある場合には予防効果があると考えられます。

出処: マスクの効果と正しい使用方法|感染制御室|診療科のご案内|自治医科大学附属さいたま医療センター

 

f:id:masakahontoni:20200124115038j:plainインフル流行シーズンとなってから、煩雑に施設との間を行き来する身として、例年以上に神経質に「効くか効かぬか定かではないクレベリン・スティックを胸ポケットに挿し」つつ帰省を繰り返してきた。

 

が、ここのところの状況下、前後左右に誰が座るかわからぬ新幹線で行き来して大丈夫なのか? 

施設にウィルスを持ち込んでしまうリスクが以前より高くなっているのではないか?・・・悩ましい。

 

そんな中、施設から連絡・・・介護士さんからだった。

 

f:id:masakahontoni:20190816171237j:plainあっ真坂さんですか?xxです。 自治体の方から介護保険証の更新手続きについてのお便りが届いていると思うのですが・・・?

 

f:id:masakahontoni:20180823154054p:plainすみません、先週は帰省を見送りましたので・・・

数日後にまたそちらへ伺うつもりでおりますので、その際確かめてみます。

 

f:id:masakahontoni:20190816171237j:plainそうですか、手続きの方はこちらで行いますので確認の方よろしくお願いします。

 

 

この介護士さんの電話が背中を押すかたちとなり、迷っていた週末の帰省を決めた。

なんとか新幹線の席は確保した・・・が、始発の指定席はほぼ満席・・・。