【愛と違い、慈悲はストレスと無縁です】人を選り好みして行うのは「欲」であって「慈悲」ではありません

皆さんの人生を幸福なものとするための四字熟語をお伝えします

今日の四字熟語

約10,000あるとも言われる四字熟語から出るオーラをリーディングし、皆さんの人生を幸福なものとするために知っておきたい熟語を一つ選んでお伝えします。

今回のリーディングで選んだ四字熟語は、「大慈大悲（だいじ－だいひ）」です。

この熟語は、「全ての心を持つものを救おうとする仏の限りない慈悲のこと」を意味しています。

「大慈」は衆生に楽を与えて救おうとする仏の慈悲。「大悲」は衆生を苦しみから救い出そうとする仏の慈悲。

「愛」は条件付き、「慈悲」は無条件

「無償の愛」などと言われますが、「無償」とは言いつつも、その神様を信じることが条件であることが多いように思われます。そのため、その神様を信じない人々を徹底的に排除しようとしてトラブルが多発しているのでしょう。

一方、「慈悲」は執着が無い心のことで、分かりやすく言うと見返りを求めないということです。自分が今まで多くの生命に支えられて生きてきたことに対して借りを返すということだとも言えるでしょう。

ということは、相手に憎まれようが、嫌われようが相手に対して感謝の気持ちをもって実践しなければならないのですが、それも難しいのが現実です。

人を選り好みして行うのは欲であって慈悲ではありません

「○○さんにはお世話になった」などの理由で特定の相手を気遣うのは、欲であって慈悲ではないのです。なぜならば、「○○さんには酷いことをされた」と思った瞬間に相手を気遣わないということだからです。

思いやる気持ちに出し惜しみがあった時点で慈悲ではないのでしょう。しかし、私たちにとって自分以上に可愛い存在はありません。自分の利益が最優先です。ですから、慈悲を実践することはとてつもなく困難な道だと言えるかもしれません。

ストレスを感じたら、それは「慈悲」ではなく「欲」なのです

「慈悲」にストレスは無縁ですが、「欲」にストレスはつき物です。他者を思いやる気持ちに「欲」が絡むと、感情が先走り、相手の反応にストレスを感じて、挙句の果てには妄想が止まらなくなって体調まで崩してしまいます。

相手を思いやった時にストレスを感じているかどうか、自分を観察してみませんか。ストレスを感じていたら、それは慈悲ではありません。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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