トークンを生成できる便利モンスター「ダンディライオン」がついに禁止カードに!影響を受けたデッキや今後復帰出来るか考察!

2019年1月1日から「ダンディライオン」が禁止カードになることが公式から発表されました。便利カードなだけあって多くの人が影響を受けると思われますが、今回はそんな「ダンディライオン」について考察していきます。

2019年1月1日から禁止カード化され、2023年10月現在も禁止カードの「ダンディライオン」

墓地に送られた時、自分のフィールドに2体トークンを生成できる便利な効果を持っており、

「ダンディライオン」禁止カード化について

ダンディライオン

効果モンスター(禁止カード)
星3/地属性/植物族/攻 300/守 300
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。
自分フィールドに「綿毛トークン」(植物族・風・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンは特殊召喚されたターン、アドバンス召喚のためにはリリースできない。

「ダンディライオン」がどんなモンスターなのか簡単に説明しますと、場所を選ばずに墓地に送られさえすれば、トークンを2体生成できるモンスターです。

手札・デッキ・フィールドのどこから墓地へ送られた時にも条件が満たされ、更に詳しく言えば誘発効果の強制効果ですのでタイミングを逃さず確実にトークンを生み出せます。

トークンには特殊召喚したターンはアドバンス召喚のリリースには使えないという制約が付きますが、シンクロ召喚やリンク召喚の素材には問題なく使えるため使い勝手はトップレベルに良いです。

タイトルでもついに禁止カードと書きましたが、「ダンディライオン」はこれまでも制限と緩和を繰り返してきたモンスターだからです。

登場したのはアニメで言えば遊戯王GXの時でしたが、「帝」デッキとの組み合わせが注目されあっという間に制限カードになりました。

それから少し落ち着いて準制限に緩和されたものの、シンクロ召喚の登場により「デブリ・ドラゴン」との相性が非常に良く再び制限カードに。

トークンを必要としないエクシーズ召喚やペンデュラム召喚が活躍した頃には、採用優先度が下がり準制限に緩和され、リンク召喚が登場するとトークン生成効果が見直されてまたも制限カードになったという過去を持ちます。

制限カードになったり準制限カードになったりを繰り返してきた「ダンディライオン」ですが、とうとう禁止カードになってしまいました。

リンク召喚登場以降は特に「マスマティシャン」「アロマセラフィ-ジャスミン」との相性が注目され、様々なデッキに出張するほど便利で高い展開力になっていました。

また「ダンディライオン」のトークン生成効果はカード名ターン1ではないため、蘇生してもう一度墓地に送れば再びトークンを生成することができます。

「ダンディライオン」も生成した綿毛トークンも植物族であるため、その点を利用した植物族サポートカードの恩恵も受けられるようになります。

最近の環境を知っている人なら禁止カードになって当然ではあったと感じる人も多かったでしょう。

リンク召喚の登場以降、トークンを生成する効果を持つモンスターに度々スポットが当たりますが、それらが便利であればあるほど禁止や制限になっています。

「ダンディライオン」が禁止カードになり影響を受けるデッキは?

様々デッキに出張していたカードでもあると前述しました。

これから紹介するのは「ダンディライオン」を主軸に置いた動き、もしくは起点とした展開を行うデッキが当てはまります。

「植物リンク」デッキ

「ダンディライオン」自身やトークンが植物族という特性を活かし、「ギガプラント」の蘇生効果や「ローンファイア・ブロッサム」等と組み合わせることでモンスターを展開しながらリンク召喚に繋げていくデッキです。

特に「ダンディライオン」を素材にして「アロマセラフィ-ジャスミン」をリンク召喚すれば「アロマセラフィ-ジャスミン」の効果コストも揃えられるので無駄がない展開ができます。

植物族を更に利用して「捕食植物」と組み合わせることでリンク召喚だけでなく融合召喚も視野に入ってきます。

「ローンファイア・ブロッサム」によって簡単に出せる上級植物族モンスターだけでなく融合召喚やリンク召喚も駆使するため強力なデッキでしたがトークンの生成という展開の鍵を担っていた「ダンディライオン」が禁止カードになり弱体化を余儀なくされました。

「グッドスタッフリンク」デッキ

強力な汎用リンクモンスターを出すことで制圧することが目的なので、リンク召喚と相性の良いモンスターをテーマに縛られずに採用できるデッキです。

「マスマティシャン」を召喚するだけで「ダンディライオン」を墓地へ送ってトークン2体を生成した結果、モンスター3体分のリンク素材を並べられるため便利なテンプレコンボでした。

「グローアップ・バルブ」との組み合わせも危惧された結果、「グローアップ・バルブ」は禁止カードになり「マスマティシャン」も制限カードになったことも含めると展開パターンが確実に減ったデッキと言えるでしょう。

「ダンディライオン」は今後復帰出来そう?出来ない?

「ダンディライオン」はシンプルな効果であり、その低いステータスから墓地送りも蘇生も容易なモンスターでもあります。

それらを踏まえると復帰するには、これまでのようにトークンを生成することの利点が薄まるか、「ダンディライオン」のテキストが変化されてトークンに更なる制約が付くかのどちらかが必要なのではないかと思います。

少なくとも現ルールにおいて効果テキスト変更なしの復帰は難しいと言わざるを得ません。

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