英語でコミュニケーションが必ずできる!6つの戦略とは?

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英語がペラペラでなくても英語で外国人とコミュニケーションができる!

通じ合うって楽しい!自分の生徒さんにはそういう経験をして欲しいと思います。

生徒さんを連れて浅草で外国人インタビューをした話をある英語教室の先生から聞いて、素敵だな~と思いました。

私も子どもたちを連れて外国人も訪れるある観光地にインタビューに行きたいと思いました。

先日下見に行ったら、それらしいグループを見かけました。生徒さんらしい女の子が二人と先生らしい女性が一人でした。人数が多いと通行の邪魔になるので、そのぐらい少人数でないといけないと思いました。

様子を見てみると、大体どの外国人も快く回答してくれているようでした。一緒に写真撮影をしたり、盛り上がっていることもありました。その時にその外国人が次の予定に急いでいるかいないかも関係しているかな?と思いました。

いきなりデビューもいいけれど、戦略を持って準備したいと思い、今回の記事テーマにしてみました。

どんな場面であっても英語でコミュニケーションをする時に役立つ戦略なのでぜひ参考にしてくださいね。

コミュニケーション能力とは?

コミュニケーション能力と聞いたら、皆さんは何が思い浮かびますか?誰とでも仲良くできる人とか、聞き上手とか、協調性があるとかでしょうか?

私はそんなに人付き合いが得意ではないので、コミュ力が高い人はすごいな~と思います。

さて、英語がペラペラに話せる人って、イコール英語のコミュニケーション能力が高い人なのでしょうか?

逆にとりあえず知っている単語くっつけてみただけとか、発音が日本語訛りとか、文法めちゃくちゃとかそんな人は、イコール英語のコミュニケーション能力が低い人なのでしょうか?

言語学においてコミュニケーション能力は4つあると言われています。

言語能力/文法能力 linguistic competence/grammatical competence

文法的に正しい文章を作れる能力です。これには文法、ボキャブラリー、スペリング、コンマやピリオド、発音が含まれます。日本の英語教育では主にこの能力が従来から重視されてきました。

今では英語でコミュニケーションする時に必要な能力はこれだけではなく、下の3つの能力が必要であることが知られてきています。

社会言語能力 sociolinguistic competence

文化や社会的なルールに合った会話や言葉の使い方ができる能力です。フォーマルな場面では丁寧な言葉遣いをしたり、タブーや差別に気をつけて話すことが含まれます。

日本では目上の人には敬語を使います。英語でも親しい人や同じ立場の人には下の名前で呼びますが、病院でお医者さんと話す時はDr.に姓をつけて呼びます。

私はオーストラリアで色々な国の人と話す機会がありましたが、政治や宗教に関して親しくなるまでは話すことはありませんでした。相手からそのような話題で話しかけてきたら合わせて話しますが、自分からは話しません。

それが正しいかはわかりませんが、安全路線をとっていました。人によっても考え方は違うし、こちらの先入観から相手に嫌な思いをさせないように気をつけていました。

それよりは家族、仕事、趣味、お互いに興味があることについて話すようにしていました。

談話能力 discourse competence

それぞれの文が文法的に正しくても、それがうまくつながってなかったり、まとまりがないと相手に上手くこちらの言いたいことが伝わりません。支離滅裂にならず、場面に合わせて意味をきちんと伝えられる能力です。

方略能力 strategic competence

英語を話している時、言いたい単語がすぐ思いつかない時がないですか?知っていて、聞いたら思い出すのだけど忘れてしまっていることもあります。そんな時、沈黙になってしまったら会話は進みません。

他の単語で言い換えたり、英語で何というか忘れちゃったけどこんな感じ…と相手に聞いてもいいです。会話が途中でストップせずに上手く続けていくことができる能力です。

ジェスチャーを使ったり、相手が言っていることがわからない時はもう一度言ってもらったり、ゆっくり話してもらうように頼むことも含まれます。

外国人観光客にインタビュー

これまで英語遠足としてはキッザニアの英語アクティビティとスペイン人の先生の料理教室に参加したことがあります。

外国人観光客インタビューがいいなと思ったのは、子どもたちのために準備されたものではなく、子どもたちが自らコミュニケーションすることです。

子どもたちは恥ずかしい気持ちもあるだろうし、相手がどんな反応になるかはわからないので不安もあると思います。通じないかも…という心配もあるでしょう。

でもまさに本物の場面なので、4つの能力を育てるのに絶好の機会と言えます。事前の準備ではこの4つの能力を意識しようと思います。

まずは聞いてみたい質問を考えます。1の言語能力/文法能力を意識して、文法的に正しい質問文を作ります。またきちんと伝わるように発音練習もします。

もらった答えはメモしたり、答えの欄にシールを貼るのもいいかな?と今検討中です。インタビュー結果は保護者の前で発表したり何かシェアできる機会を作りたいです。

質問がある程度言えるようになったら、実際の場面を想定したシミュレーションに入ります。私が色んなタイプの外国人観光客になってインタビューに答えます。

戦略1:笑顔

コミュニケーションのツールとして最強です!!本番は緊張すると思うので、リラックスした雰囲気で練習から楽しんでいきたいです。自然に笑顔が出るのが理想的ですが、意識もさせたいところです。

戦略2:発音

発音は質問を作ったときに練習していますが、再度意識させます。また相手が聞き取りやすいように大きな声ではっきりとゆっくりめに言うように指導します。

戦略3:小道具

小道具があると相手にこちらがやっていることを伝えやすいし、便利です。答えのシールを貼るボードを用意していてもいいし、メモを取れるように鉛筆やメモ帳を手にしているといいです。

同じデザインのTシャツか何かを皆で着ていたら、何かの子どもグループなのだなと相手もわかりやすいです。

戦略4:聞き返す、頼む

相手が言っていることがわからないというのは、十分に予想されます。聞き返したり、もう一度言ってもらうように頼む練習をします。

簡単な単語で言い換えてもらったり、スペルを聞くのもいいです。どうしてもわからない時は答えを書いてもらうように頼んでもいいと思います。

戦略5:目を見る

シャイな子や色んなタイプの外国人になれていない子は特に意識して練習していた方がいいです。目を見て話しかけると気持ちが伝えやすいです。

戦略6:繰り返す

I とyouを変えて相手の答えを繰り返すと答えの確認もできるし、相手は自分のことをわかってくれたと嬉しい気持ちになります。

例えばWhat’s your favorite Japanese food?と質問して、I like tempura.と答えをもらったとします。そしたらこちらはYou like tempura.  I like it, too! と反応します。

まとめ

こんな感じで理論に基づいて、戦略を考えてみました。初めての試みでうまくいくかわかりませんが、文法的知識が英語の全てではないことを気づいてくれるといいです。

英語インタビューの後は、何かお楽しみを作って子どもたちの良い思い出にしたいと思います。終わりましたら皆様にシェアしたいと思います。

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