世間の認知度は30~40%?

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KAWACHI


こんにちは、KAWACHIです。

今回から確定拠出年金(401k)とかいうやつを勉強していって、最終的に実践してみるつもりです。

まずさ。
言葉が堅っくるしくて取っつきにくいんだよね。
わざと難しい言葉にして、使う人を減らそうとしてんだろうか?とか思ってしまうw
「私的年金」とかで良くね?
ねぇ?政府の人?名前決めた人?もっと簡単で良くね?ねぇ?
企業の商品名だって覚えやすい名前つけるよね~。ねぇ?政府の人?ねぇ?(絡みKAWACHI)

実はこの言葉、僕は知りませんでしたw
プロジェクトR(僕の老後対策をこう名付けてる)を始めてようやく知りましたw
「俺、無知すぎ?」と思ったのだけど、確定拠出年金の世間での認知度は30~40%だそうです。
なので今、知らない人もおかしくありません。
でもそういうものがあるってことは、今日覚えておくといいかもですね!

確定拠出年金(401k)とは

すっごい簡単にいうと、眠らせてる貯金があるならこれに回せば10年で相当に増えるかもよ?ってものですね。

日本で2001年10月から始められた私的年金の制度です。
※個人型と企業型がありますが、ここでは個人型の話をしています。

会社員の場合、国民年金+厚生年金。自営業・個人事業主の場合、国民年金+国民年金基金。
これを年金の1階、2階部分と言いますが、確定拠出年金は3階に位置づけられます。

1階、2階だけでは足りない人がやればいいってことですね。

通常の年金と同じように、現役時代に一定額を納め続けます。
違うのはその資金の運用を指示するのが自分だということです。

そういう性質から、将来の受給額が未定です。
どんな運用をしてもらうのか指示するのが自分なので、自己責任ということですね。

単純に自分の貯金を運用する場合と違うのは、税制上の有利がたくさんあるということです。

老齢になったときに受給できるほか、障害を持ったときの受給、死亡したときの一時金受給が出来ます。

現役時代に掛金を「確定」して納める(これを拠出という)ので、確定拠出年金だそうです。

アメリカでは昔からそういうものがあって、その条項名から401kと呼ばれてるそうです。
なので、日本でも日本版401kとか、単に401kとか表現されることもあります。

あるいはiDeCo(イデコ)、DC(Defined Contribution Plan)も同じ確定拠出年金のことを指します。

どんな人が確定きょちゅちゅ年金に加入できるのか

確定拠出年金
なんか最初は自営業・個人事業主だけ(国民年金の人)が対象だったみたいですね。

2017年1月から、会社員や専業主婦(国民年金3号被保険者。つまり会社員に扶養されてる人ですね)も対象になったそうです。

結構、最近のことなんですね!!
となると、会社員で確定拠出年金を知らない人は多そうですねぇ。

この確定拠出年金、月の拠出額(支払う額)には上限があります。

自営業・個人事業主の場合は、前回までにも少し書きましたが、国民年金基金+確定拠出年金の合計が68,000円までとなってます。
僕は国民年金基金に60,000円くらい加入したので、確定拠出年金は8,000円くらいしか出来ません。

会社員の場合、通常は23,000円上限です。
会社員の妻で、夫に扶養されてる場合も23,000円です。

会社員でも、企業型確定拠出年金というものに加入している場合は上限が20,000円になります。
確定給付型年金というものに加入している場合は12,000円になります。

確定給付型年金とは、厚生年金基金、確定給付企業年金、石炭鉱業年金基金のことです。
厚生年金基金は厚生年金とは違うので注意してくださいね!

しかし、なんでわざわざ混乱を招きそうな名称にするんだろうね?

もしこれが厚生年金Aと厚生年金Bだったら、両者は違うものだなってすぐ分かるけど、厚生年金と厚生年金基金だったら「厚生年金を丁寧に表現すると厚生年金基金になるんだろうか?」って考えちゃう人も一定の割合でいると思うんだよね。

ねぇ?、名前決めた人さぁ?、分かるよね?、誤解する人が出て来るってさ?、なんでこう決めたの?、ねぇ?w
(ロッチ中岡の「なぁ?」みたいになってるw)

確定拠出年金にはどんなメリデメが?

リスクは?

僕がそうだったのだけど、こう思う人も多くないですかね?

「運用って投資のことでしょ?リスク大きいよね?」

なんかですね、運用と投資って混合されるけど本当は別なんだそうです。

株やFXで莫大にお金を増やしたり、ときに大損したりするのは投資ですね。
リスクもリターンも大きいってやつです。
さらに運任せになると投機って言葉を使ったりしますよね。

運用っていうのは、もっと安全策でじわじわ増やすことを言うんだそうです。

色んな本に書いてあったことを総合すると、年に3%とかそんくらいの利益だったら相当に少ないリスクでいけるみたいです。
ほぼリスクないみたいな書き方されてる書籍もありました。
※ただし、僕は責任とれません。やる人はあくまで自己責任でやってください。

皮算用してみる

もし毎年3%増えていったら?と計算してみました。

毎月2.3万円、年に27.6万を積み立てていくとしましょうか。

この27.6万円が1年後に3%増えて、さらにそこに27.6万円を加算します。
すると、10年後に325万円になりました。
(エクセルで単純計算しただけなので、実際は少し違うと思いますがおおよそあってるはず。)

20年後には763万円、30年後には1352万円です。

仮に27.6万円を30年貯金していくだけだと(利子がなければ)、828万円ですからね。
30年も3%で増え続けたら相当に増えることが分かります。

掛金が全額所得控除

確定拠出年金のメリットの1つは、掛金が全額所得控除なことです。

個人年金とかだと、所得控除の上限が年に4万円、住民税の上限が2.8万円なのに、確定拠出年金は毎月2.3万円拠出するなら年に27.6万円が控除対象になるのです。

細かい計算は他のサイトで調べてもらうとして、大雑把に言いますね。

仮に年の所得が400万の人だったら、所得税は所得の20%、住民税が所得の10%で30%が税金です。

でも確定拠出年金に年27.6万円払ってたら所得から27.6万円がひかれてその結果の30%が税金です。
まぁ簡単にいうと、所得が400万なら年に8.3万円ほど支払う税金が減るってことです。

上に書いた皮算用(といっても3%は結構現実的数字っぽいですが)のほかに、年に8.3万円得するんですね。
10年で83万円です。
30年もやった場合は、3%の利益で524万円増えたうえに税金で249万円得するんですね。
合わせたら773万円です。
お金を口座に眠らせておく行為がいかにもったいないか分かりますね。

運用益も非課税

通常、投資の類でお金を増やすと利益に対して20%の税金がかかります。
これも確定拠出年金だと非課税です。
だから、上の皮算用が出来ちゃうんですね。

受給も税制の優遇あり

老後、これを受け取るときは一時金として受け取るか、年金として分割で受け取るかを選択出来ます。

で、これを受け取るときも税制上だいぶ有利らしいです。

一時金の場合とか、年金として受け取る場合とか、続けた年数だとか、退職金がある場合だとか、いろいろと計算がケース分けされてるので、詳細はここでは割愛します。

知りたい人は「確定拠出年金 受給 税金」とかでググったらだいたい分かるんじゃないですかね。

年金受取りにした場合、原則60歳から10年に分割して受け取るみたいですね。
支払い期間を65歳まで延長するとか、受給を20年に分割するとかいろいろ調整は出来るようです。

でも、国民年金、厚生年金、国民年金基金みたいに死ぬまで貰える本当の「終身型」にすることは出来ないようです。

僕が老後対策を考えてて一番、難しいと思うのは「自分がいくつまで生きるか分からない」という点です。
だから国民年金基金みたいに「死ぬまで一定額貰えます」っていうのは相当に強力なカードです。

でも一方で、確定拠出年金は年の利益が3%でなくて4%、5%と上がると増え方が相当に大きくなるんですね。

すると、自営業者・個人事業主の場合、国民年金基金・その他で最低限の土台を作り、余力で確定拠出年金も試してみるのがいいんじゃないかなぁと個人的に思ってます。

会社員の場合は、貯金に眠らせておくより確定拠出年金の方が得って考え方で良さそうです。
でも臨時支出があることも考慮して、いくらかは貯金に回すのがいいと思います。

まだ始めないでね

次回以降、どんな投資が一般的に薦められるのかとか、どうするのが手数料を抑えることに繋がるのかとかを勉強して書いていく予定です。

もちろん、今すぐ勉強して今すぐ始めてもらっても全然いいと思うのですがw、僕のブログはまだ確定拠出年金スタート地点に立ってませんw
っていう意味で、「まだ始めないでね」と書きました。

僕自身、勉強しながらなので別に僕のブログを参考にする必要はないですけど一応w