その昔、SEをやっていたこともあって、ほとんどパソコンにアレルギーはありません。パソコンのハード増設とか、OSの再設定とか、普通にやっていました。
今まで使い慣れたパソコンにはマイクロソフトのOSが入っていますが、数年で新しいOSが登場し、古いOSはサポートしないとか言われて、新しいOSの乗っているパソコンに買い替えさせようとするのが、マイクロソフトとハードメーカーの陰謀なのです。(販売戦略とも言われます)いまや、Windows7は2020年1月でサポート終了だそうです。困ったものです。
ですが、ユーザーの立場としては、そんなメーカーの戦略に踊らされず、もっと長くパソコンを使いたいものです。10年でも、20年でも、そのまま使いたいものなんです。じゃあ、どうすれば・・・
実は、世間には無料のOSというものがあります。世の中には頭のいい方がいらっしゃって、それも趣味の世界でOSを開発して、みんなに無償提供しているんです。
そのOSは、今までマイクロソフトのウィンドウズが起動していたパソコンでも、起動することができます。で、そのOSはインターネットで検索すると、えっこんなにあるの?というほど、ごろごろ転がっています。
そうです、LINUX(リナックス)というOSなのです。
いろんな種類があるので、自分の好きなLINUXを選んで、インストールすればいいんです。と、言葉では簡単に言えますが、素人にはやはり敷居が高いですね。
でも、自分で勉強して、やってやれないことはないと思う人、やってみますか?LINUXのOSはいくつか、言うなれば流派があって、それでもって、ユーザーインターフェース(ディストリビューター)が多種多様に存在するのです。
ユーザーインターフェ-スというのは、簡単に言えば、見え方・使い方と言っていいのではないかと思います。
例えば、アップルのマック風の見え方・使い方をするものだったり、マイクロソフトのウィンドウズ風の見え方・使い方をするものだったり、本当にいろいろあります。
あとは、自分がもっているパソコンのハード機能に合わせて、どのユーザーインターフェースにするかを決めてインストールすればいいんです。
私はUSBメモリに入れて、インストールします。CDやDVDからのインストールもできます。LINUXユーザーはそんなに多くないので、ウィルスなんかもあまり多くないと思います。まあ、多いユーザーほど攻撃対象にされますが、少ないユーザーはほとんど攻撃されることはないと思うんですが、一応、アンチウィルスソフトもLINUXをインストールすれば、はじめからついているのがほとんどです。
また、マイクロソフトのいうところのエクセルやワードといったオフィスソフトの類似ソフトもついています。メールソフトもあるし、インターネットブラウザもあります。
一つ難点と言えば、ウインドウズで動いていたゲームソフトが動かなかったり、ウィンドウズ専用のソフトは動かないんです。まあ、当然でしょうけどね。
普通にネットをぐぐったり、メールを使ったり、ブログを管理したり、ワードのようなソフトで文書を書いたり、表計算ソフトで表をつくったりできちゃいます。動画も見れるし、写真の編集だってできます。
そういう使い方で十分であれば、このOSはとっても費用対効果満点なのです。なんせ、費用はゼロ円なのだから。
買い換えないとだめと言われたパソコンが、これから先、パソコンのハードが、本当に壊れてしまうまで、利用できるということになります。(ハードの部品を交換できる人なら、いつまでも利用できてしまいますけどね。)
ネットにはどのLINUXがいいかとか、どうやってインストールするのかとか、インストール後はどうすればいいのかとか、勉強できる記事があちこちにあります。あなたも試してみてはどうでしょうか?
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