赤の他人の育児アシストが、親子をたすける♪ | 幸せな親子関係・主体性をはぐくむ ピースサインのあるこそだて

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マザーズコーチ、モンテッソーリ教師 大本一枝です。

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今日も1日、子育て、子育てに関わるお仕事、お疲れ様ですコーヒー

 

最近朝の情報番組でも取り上げられていましたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、SNSでかなり話題になっていたツイートです。

 

公共交通機関や公共の場で子どもが騒いで、注意してもなかなかやめてくれない時。

周りの大人ができる手助けについて書かれた一連のツイートのまとめです。

なるほどーと思いました。全てのケースに必ず当てはまる訳ではないかもしれませんが、「親に全てを押し付けない育児」という考え方にとても共感しました。以下リンク先の内容をご紹介します。

 

電車の中で子どもが大騒ぎ。お母さんは必死に「シーッ!静かにして!」って言ってるのに、子どもは楽しくなっちゃって止まらない。車内には、静かにしろよ、という険悪な空気。それが分かるだけにお母さんは肩身が狭そうに、必死に子どもを静かにさせようとするのだけど、子どもは聞いちゃいない。

 

そこで私が近づき、子どもに直接「楽しいところ、ごめんな。実はな、電車の中には、疲れてるおじさんがたくさんおってな。ちょっと眠りたいんで、少し静かにしてくれると助かる。悪いな」と頼みにいくと、ビックリした顔で、でも頷いてくれる。以後、ピタッと静かになる。

 

降車するとき、「ありがとうな。よう静かにしてくれたな」と一声かけると、知らないオッサンにまた声かけられたとビビりつつも、頷いてくれる。 こうした経験をすると、子どもは以後、電車の中では静かに過ごすようになるだろう。

 

柴田先生の本にもあるように、子どもにとって、電車の中の大人たちは「背景」でしかない。お母さんがいくら「ご迷惑でしょ!」と注意しても、背景が動くはずがない、と思ってる。そして事実、ほとんどの大人は「背景」化して動かない。「親が何とかすべき」から動かない。 amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%8…

 

しかし、お母さんの力だけでは限界。背景でしかないものを人間とみなし、それに配慮しろって、子どもには無理。 だから私は、「背景」から飛び出して、実は生きた人間でした、ということで、子どもたちの前に現れる。そして、理由を述べた上で「静かにしてくれるとありがたい」と頼む。

 

すると幼児はビックリする。背景だと思ってたら、人間が出てきた!しかもお母さん通じてじゃなく、僕に直接語りかけてきた!このインパクトは大きい。だから必要以上に威を感じて、言うことを聞いてくれる。だから、怖がらせる必要もない。静かに頼めばよいだけ。

 

こうした経験をすると、「いつ背景から人間(オッサン)が飛び出してくるかわからない、と思うようになり、お母さんの「静かにして!」という注意が、バツグンに効果を示すようになる。こうした育児のアシストは、赤の他人だからこそできること。お母さんたちの育児が、ずいぶん楽になる。

 

うるさく走り回る子どもがいたら、現代の日本では「親がしっかりしつけろよ」と考える人が多い。しかし、都会生活が大半になり、他人との接触が極めて少なくなった現代では、電車に乗り合わせた他人は、決して介入してこない「背景」と化している。背景が恐いはずがない。

 

子どもが公共のところで騒ぐのは、親がしつけていないのではない。赤の他人である私たち大人が、「背景」になりきって、子どもと関わろうとしないからだ。つまり、責任は、親ではない。親にすべてを押しつけている私たちに多分に責任がある。

 

幸いに私たちは「赤の他人」だ。だから、「おじさんの頼みを聞いてくれないかな」と頼むだけで十分、子どもはビビってる。幼児の場合、その後はビックリするくらい、言うことを聞いてくれる。だから私は別れる間際に子どもに「ありがとう」という。

 

赤の他人だからこそ、子育てに難渋してるお母さんをアシストし、以後の育児を楽にする道筋を提供することができる。柴田先生の本、読んでほしい。

 

お子さんに「注意」するのではなく「お願いする」という素晴らしい対応で、

子供もお母さんも尊重して対応されているからこそ、成功したアシストだと思います。

 

同じように子供がなかなか静かにしなくて、周りの大人に気をつかった経験をお持ちの方、またこのように自分のお子さんではないお子さんに声をかけたことのある方、きっといらっしゃると思います。

 

私も、小さい子を連れて外出していると、一人で頑張らないといけないと緊張を強いられる時が何度もありました。

そういう時に、声をかけてもらったり、助けてもらったりして、

「周りが全て、気を遣わなければいけない、赤の他人」

から、たった一人でも

「子育てしている自分を気遣ってくれる人」

が近くにいると思えるだけで、本当に気持ちが楽になった記憶があります。

 

先日実家に飛行機で帰省したのですが、このツイートを読んだ直後だったこともあり、あえてお子さん連れのかたが予約されている席の隣を選びました。

1才半くらいのお子さん連れのお母さんだったのですが、横向きに抱っこしたままお子さんが寝てしまっていて、私の座席の方に足があったので、お子さんが少し動くたびに足が動き、私の膝に当たっていました。

お母さんは「すみません」と足を引っ込めようとされていました。

私もこうやって気にしていた時があったなぁと懐かしく思いながら、

「当たっても全然いいですよ。私も三人連れてこうやって移動してましたから」

というと、笑顔で「ありがとうございます」とおっしゃっていました。

 

おせっかいすぎるのも相手に迷惑になることもあるでしょうから、声をかける方もなかなか難しい場合もありますが、日本人は特に知らない人に声をかけたり、手助けをすることが苦手で、また男性が子育てにあまり関わってこなかった背景もあり、子育てに理解が浅い人も多いと感じます。

自分のやり方や正義を押し付けるのはいただけないので、注意が必要ですが、もっと周りの他人が、子育て中の親を理解し、積極的にアシストできると、もっと子育てしやすくなるなぁと、改めて思いました。

 

自分自身ももっと、”いい”おせっかいおばさんになろうと思ったエピソードでした。

 

*8歳、5歳、2歳を連れて京急乗車中の懐かしい写真

 

本日もお読みいただきありがとうございましたニコニコ

 

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