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マザーズコーチ、モンテッソーリ教師　大本一枝です。

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今日も1日、子育て、子育てに関わるお仕事、お疲れ様です

 

いつも読ませていただいている、植松さんのブログ。

このブログの中でこのように書かれていました。

 

この、「ヤキ」という概念は、一部の人達の間では、「正義の制裁」のように

理解されていたと思います。

 

おそらく、その大元は、旧日本軍で行われていた、鉄拳制裁なのだと思います。

もしくは、日本海軍のケツバット。

精神注入という名の下に、ビンタをはる。尻をバットで叩く。

戦記を読むと、大戦も終わり頃になって、配線色が強くなるほど、この現象が増えたそうです。

そして、それを食らった人達のうち、幸いにして、戦争に間に合わなかった人達が、

戦後、社会や組織の中で、この「鉄拳制裁」を、

「俺が若い頃は、鉄拳制裁はあたりまえだった。そのおかげで、俺はこんな立派になれたのだ。」と、自分を盛るための武勇伝として、美化して使ってしまい、

それが広まってしまった結果なのだと思います。

（中略）

いまだに、日本は、戦前の意識から脱し切れていない部分が多いように感じます。

いつになったらこの、美化された武勇伝から抜け出せるのか・・・。

抜け出せないのは、自分の過去を盛って自慢する人がいるからでしょう。

ちなみに、そういう、過去の栄光にすがる人は、現在努力していない人です。

現在努力している人は、現在の話か、未来の話をします。

これを読んでいて、先日みた「アルキメデスの大戦」という映画を思い出しました。

 

映画の中にもこういう人がたくさん出てきていました。

過去の栄光に囚われ、冷静に状況が見れない軍人や、人命軽視の日本軍の姿が描かれています。

戦力の差から負けるのがわかっていても戦争に向かって動かざるを得ない人の苦悩。

日本軍の戦死者の６割は戦闘によるものでなく、餓死や病死だと言われています。

現在や未来をみていない上層部が、精神論や過去の栄光だけで突き進んだ結果です。

 

そういう「戦前の美意識」のようなものが、植松さんのおっしゃるように、まだ今も残っているなぁと感じることがあります。最近は、スポーツ界の古い体質が明るみに出て改善されたりと、徐々に少なくはなってきているとは思いますが。

 

戦争に向かって行った道を再びたどらないように、

大人が美化された過去に囚われた意見に振り回されないように、現在と未来をしっかり見ていかなければなぁと思いました。

 

アルキメデスの大戦はそう言ったことを色々と考えさせられる映画でした。

あと、数学の面白さも感じさせてくれる映画でもありました。

数学ってこういうことをするためにあるのねとちょっと感動するほどでした。

私が見たときは年配の方がほとんどでちらほら大学生らしき人がいる感じでしたが、若い世代の人にぜひ見て欲しいなぁと思いました。

ご興味がある方はぜひ。

 

本日もお読みいただきありがとうございました

 

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