ご訪問ありがとうございます
マザーズコーチ認定マスター講座講師
モンテッソーリ教師
Mama Café認定ファシリテーター兼育成講師
おおもとかずえです。
今日も子育て、子育てに関わるお仕事お疲れ様です
先日、神奈川県教育委員会主催の
令和2年度生涯学習指導者研修「学校と地域との協働推進コース」
という研修を受けてきました。
学校運営評議会委員、学校評議員、コミュニティ・スクール関係者
地域学校協働活動推進員(コーディネーター)学校支援に関わるボランティア、
放課後子ども教室等関係者
県立学校及び公立小・中学校の教職員
PTA関係者など、
学校と地域との協働推進に関心のある人が対象で、
息子の中学校のPTAで参加募集のお知らせがきて、とても興味がある内容だったので、申し込んでみました。
内容は
- 学校と地域との協働に関する基本的な考え方について学び、先進的な事例から連携に必要な視点や活動のしかたについて考える。
- 地域の特性や実情に応じた事例を聞き、学校と地域との協働に取組むための課題をつかみ、連携していくための具体的な解決方法を探る。
ということで、2日間ありました。
両日とも最初に登壇者の方が具体的な事例と課題をお話しくださり、その後グループで現在行っている学校地域協働活動の事例と、これからやってみたいことのシェアをおこないました。
登壇者の方と、お話しになった内容で印象に残ったことを、ブログにも残しておきたいと思います。
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◆1日目:「地域と学校のつながり方、つなげ方」
(一般社団法人みたかSCサポートネット代表理事 四柳千夏子さん)
- 目指すべき子どもの姿(学校の教育目標)を学校と地域が共有
- 今ある地域の”強み”や”魅力”を最大限に活用し、学校のニーズとマッチングさせる
- つなぐ人・組織=コーディネーターの存在が鍵を握る(異動しない人、学校と地域の間の通訳者)
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◆2日目:「これからの地域と学校との連携・協働の姿〜両輪での推進〜」
(NPO法人まちと学校のみらい代表理事 竹原和泉さん)
- コミュニティスクールと地域学校協働活動の一体的推進をすることで、社会総がかりで子どもに関わる持続可能な仕組みにする。
- (新学習指導要領「社会に開かれた教育課程」の実現)
- 教育目標、育てたい子ども像からスタートする
- イコールパートナーとしての協働
- (「一緒に子どもを育てましょう」を合言葉に)
- 地域力=”熱い思い・知識・技術”+”ボランティアマインド・子どもと学校の理解・チームの一員”
- 学校という場を核に「まちづくり」→”子どものみらい””まちのみらい”のために
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研修会を受けてみて、こどもたちの未来のために、より良い教育のためにどんなことが必要か、自分なりの考えをまとめてみました。
◯学校という場を核とする
・地域と子どもが直接つながる場の減少→学校が唯一のつながる場になりつつある
◯地域と学校がつながる、持続可能な仕組みづくり
・つながりが属人的→教員の異動で変わらない仕組みづくり
・地域資源が学校から見えない
→地域資源が見え、活用しやすい仕組みづくり(町の先生、地域の団体との連携)
→卒業生ボランティアなど保護者として学校と関わっていた意識の高い人材が活用できる仕組みづくり
◯地域みんなが教育の当事者、子どもたちがまちづくりの一員であるという意識の醸成
・地域の大人の姿を子どもが見て学ぶ(生涯学習、キャリア教育)
・子どもの姿を見て、大人が学ぶ
・将来の地域を担う大人を育てる→まちづくりは人づくり、人づくり=教育
◯社会教育をより効果的に実施する場として学校などを活用
・学校教育と協働して、生徒・児童への社会教育の機会を作る
・PTAと連携して、保護者の社会教育の機会を作る
(子育て支援と連携して保護者への教育の機会を作る)
・地域の人と教員と子どもが共に学ぶ機会を作り、よりより社会づくりへの共通認識を育てる
最近、長年子ども会などの地域の活動に携わっている友人と話していても感じたのが、
地域が直接子どもと繋がるのは、現代社会では難しい
ということです。
子ども会などの組織も縮小傾向ですし、親世代が地域との関わり方が薄くなっているところに、子どもと地域が繋がるのはかなり難しいと感じています。
”学校”は地域の子どもたちのほとんど通う場所です。”学校”を核とすることが唯一の繋がる方法ではないかと思っています。
そして学校は、教員の異動が定期的にあり、地域や外部の活用については先生の異動とともにそのノウハウや繋がりも失われてしまいがちです。属人的でなく、継続的に地域資源や外部の力を活用して、子どもたちの教育をより豊かにするには、学校を継続的にサポートすることができる地域が必要。
また現在、学校の先生に過度な負担が行き過ぎている現状からも地域の力が必須だと感じています。
今回の研修では
学校と地域をつなぐ人
をどう作って機能させていくかが肝とおっしゃっていました。
登壇された方も10年くらいもの長い年月をかけて、今の仕組みを作り、機能させてこられました。
一朝一夕にはできるものではないなぁと思います。
まだ地元にはコミュニティスクールのようなつなぐ活動ができる組織がないというところもたくさんあると思いますが、自分のできることから少しづつやっていくことが大事かなぁと思います。
そんな思いから、
学校を助けて、子どもの教育環境をよくしたい!という同じ思いをもった人を後押しできるように、
を運営して、さまざまな事例や役に立つ情報のシェアをグループのメンバーさんと行っています。承認制ですので、もし活動にご興味がある方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。
学校という場を核にして、保護者や地域の人として、これからも、子どものみらいのためにできることを少しづつやっていきたいなぁと思います
最後までお読みいただきありがとうございました
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