過去の自分との別れ,古い考えを捨てることを意味する「葬式」の夢9診断

人の死は突然やってくるもの。

お葬式の夢を見るとドキリとさせられ、思わず登場した人の身を案じてしまったり、目覚めた後にぞっとするような感覚に襲われる人も少なくないかと思います。 

 

しかしながら葬式や死に関する夢は、自分の中にある既成概念や固定観念、ずっと抱えていた問題などが消える、という別れの意味を持っています。

生きた意味の尊厳、自分自身の価値観へのリスペクトも共に意味深いです。

 

人生におけるターニングポイントや大きな決断といった、重要な場面で夢に現れることも多いのです。 

そう考えれば何も怖がることはないので、是非この記事を通じて葬式の夢の正しい意味を知り、自分自身の今後につなげてくださいね。 

 

葬式の夢9診断 

葬式に参列する夢 

 

誰の葬式にどのように参加したか?によって意味は異なるのですが、この夢は自分自身の執着心との別れと理解して良いものです。

ただ別れを告げるのではなく、式に参加してきっちりと別れの時間を取って身をもって知ることに意味があります。

 

決別、根性の別れを肌で感じることになりますから、強い意志を持って成長しようという気持ちが強いことを表わしているでしょう。 

今後は新しい自分として、新たなスタートが切れそうです。

 

葬式で泣く夢 

 

泣くことは、夢においても現実においても浄化作用がありストレスの発散にもなります。

葬式という別れの場面で涙を流しているということは、抱えていた問題からの解放、それによるストレスの発散と解決を示しています。

 

ただし、式が終わってもいつまでもめそめそと泣いていたというような場合は、終わったことにたいする後悔や執着が強く残っているという可能性もあります。

葬式という別れの場において泣くことは不自然ではありませんので、自分の悲しみに素直になるべきという夢からのメッセージもしっかり受け止めてくださいね。 

 

葬式を見かける夢 

 

自分が参列したり誘いを受けたわけでもなく、偶然葬式を見かけた時は「誰が亡くなったのだろう」「可哀そうだな」「悲しいな」といった感情が芽生えるもの。

これは今のあなたがとても感受性豊かで、他人の悲しみにも敏感になっていることを表わしている夢です。

 

それと同時に、どんな人に対しても感情移入してしまう自分を少し見直したい欲求が出ている可能性もあります。

現実の世界においては、不特定多数の人よりも、自分が大切にしたいと考え守りたいと思えるごく一部の人を中心に付き合ってもいいのではないでしょうか。 

 

自分の葬式の夢

 

自分が死んでいて、葬式が執り行われる夢は見た時にはびっくりするかもしれません。

また、自分の死を想像して不安をおぼえるかもしれませんが心配ありません。

 

この夢は、古い考え方や今までの自分を一旦捨て、新しい人生を歩むためのお見送りなのです。

仕事における栄転、資格やスキルの面での大きな成長、求めていた恋愛に向けての再出発などを意味しています。 

 

また参列してくれていた人達は皆さんあなたの旅立ちや門出にたいし好感を持っているという証でもありますので、決して凶夢と決めつけないでください。 

死に関する夢占いはこちら:

死ぬ夢占いの意味とは?再生、生まれ変わり、新しいスタートなど5診断

 

家族の葬式の夢

 

家族との別れはいずれ誰もが経験するものでしょう。

身近な人に先立たれた経験の無い人にとっては、いつか来る別れにたいする漠然とした不安、いつか居なくなってしまうのではないかという寂しさを表します。

 

また、すでに先立たれた経験のある人にとっては、これ以上傷つかないように夢で見ることで現実で実際に起こった場合にダメージを少なくする目的もあります。

この夢を見ても、実際に家族に命の危険があるわけではありません。

 

むしろ、家族など身近な人との今までの在り方、関係性を改めて考えるべき時です。

今までの古い関係性は排除して、新しい関係性を築くことでより良い家庭環境、恵まれた人間関係になるでしょう。

 

家族に関する夢占いはこちら:

身近な人間関係,価値観の土台,自分の一部を意味する「家族」の夢占い13診断

 

知らない人の葬式の

 

この夢は吉凶が大きく分かれる重要な夢です。

受けた印象が悪くなく、あなたにとって知らない存在がひっそりと亡くなる葬式ならば、問題ありません。

 

現実でも、あなたが知らないところで問題が解決し、快適な生活を送れるであろうという吉夢となります。

努力をしなくても、いつの間にか誰かが助けてくれていて終息を迎えているということになりますね。

 

ただし、誰の葬式かわからず不安なまま参列していたり、なんとなく嫌な印象が目覚めた後にも残る場合は、要注意です。

近しい人が亡くなる警告を遠回しに夢が教えてくれている可能性もあります。心配な人がいる時にはすぐ連絡を取ってみてください。 

 

葬式の準備をする夢 

 

葬式の準備はばたばたとして大変なことが多いもの。

夢の中でてきぱきと準備を進めている場合は、もうすぐ成長し新しい自分を開花させる準備が整っているということを表わします。

 

実際に誰かの葬式を行うことを暗示しているわけではありません。

再スタートの準備万端、着実に新しい門出に向けて環境を整えられているという吉夢となります。 

 

葬式で故人が生き返る夢

 

故人が蘇るのは現実にはあり得ないことですが、死んだ人にまた会えれば嬉しいことかもしれません。

が、夢における葬式の意味について再確認してみると、それはあまり良い意味ではないのです。

 

一度お別れを決め決別し、新しい自分になるところだったのが、何故か死んだはずのものが蘇ってくるということ。

つまりは、捨てたはずの概念や別れを告げたはずの問題が再燃してくる可能性を示唆しています。 

 

故人に関する夢占いはこちら:

亡き人への気持ち,吉凶のメッセージを意味する「故人」の夢占い11診断

 

葬式で香典を用意する夢

 

お香典は金銭という目に見える形ではありますが、その正体はお悔やみにたいする「お気持ち」。

あなたが自分の成長や新しい自分を迎え入れるに当たって、それなりの代償と呼べるべき支払いや、けじめをしっかりとつけているという心理状態を示します。

 

ただし、近々実際に香典が必要になることを暗示している場合もあります。

身近に心配な人がいる場合は、少しだけ懸念しておくべき夢とも言えるかもしれません。 

 

おわりに

 

お葬式と聞いただけでなんだか怖いイメージがあったり、悲しみが襲ってきたり…夢の内容によっては、目覚めた時にすごく嫌な印象を受けることもあるかと思います。

たいていの場合はそれがあなたにとって、別れを告げたい、終わりにしたい、過去の自分や古い考え方です。

 

ただし、夢の内容によっては現実の人の死を警告している可能性もあるので、身近に気になる人が居る場合はその相手のことを少しだけ想ってみてください。

必要があれば、ちょっと連絡を取ってみる、少し顔を見に行ってみるのも良いでしょう。

 

いずれにせよ、現実とは異なり、葬式の夢は必ずしも何か良くないことを意味するものではありません。

夢の内容に合わせて、きっと必要だと思った時には行動に移してみてくださいね。







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